片山柊さんによる作曲リターン、始動。

こんにちは、ピティナ特級クラウドファンディング担当です。

皆さまにご支援いただきましたクラウドファンディングのリターンの方も、着々と準備を進めております。

今週は、「作曲家・片山柊さんによる特別アレンジをプレゼント」コースが始動いたしました。

こちらのコースは、2023特級の新曲課題曲の作曲家でもある、2017年特級グランプリ・片山柊さんに、3分程度の作品（アレンジもしくはオリジナル作曲）をプレゼントしていただけるというものです。

こちらのコースをご支援くださったのは、柚子と蜜柑さんこと山平昌子さん。

特級レポーターとしてもご活躍いただき、2023特級の際には、片山さんへ作曲家インタビューもしていただいていました。

新しい作品は、どのように生まれていくのでしょうか。その「はじめの一歩」に、ワクワクしながら同席させていただきました。

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「3分間のオリジナル作品」をご希望された山平さん。初打合せで片山さんは、どのような作品が希望か、その背景の想いなどを丁寧に聞き取っていきました。

「ひとうたの茶席」を主宰する山平さんは、茶席を彩る「書」「花」「表具」の織り成す妙に惹かれ、書家・根本 知さん、表具師・岸野 田さん華道家・平間 磨理夫さん、写真家・山平 敦史さんといった各界のアーティストの皆さんと創り上げた作品をひとつずつサイトで紹介しています。

大河ドラマ「光る君へ」の題字でもお馴染みの根本 知さん。その小筆の先からたゆたうように美しいかな文字が生まれていく様に、「筆先の音楽」を感じたという山平さんは、この活動のイメージビデオにのせる音楽を片山さんに委嘱したい、と希望されました。

これまでの作品を眺めながら片山さんは、最近訪れた美術館で、墨で描かれた絵画作品に出会い、筆を下ろしてから上げるまでの一連の流れに、音が鳴って消えていくまでのプロセスと似たものを感じて、それを音楽で表してみたいと思っていたことを明かし、新しいコラボレーションの可能性に、一同期待に胸をふくらませました。

これから、それぞれのアーティストの現場の取材を経て、来年の3月までに作品が出来上がる予定です。

その様子も蜜柑と柚子さんのnoteで発信されていくと思いますので、皆様も楽しみに見守っていただけたらと思います。