
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 114人
- 募集終了日
- 2021年3月31日
なぜインタビューのメディアを続けてきたのか?
こんにちは。カンバセーションズ原田です。
クラウドファンディング開始から5日が経ち、目標ラインと言われる20%にギリギリ到達できました。
まだまだここからが本番ですが、ご支援頂いたみなさま、改めてありがとうございました!
引き続き目標金額達成に向けてがんばっていきたいと思います。

そして、僕個人の話になりますが、クラウドファンディング5日目となった昨日、ついに40代に突入してしまいました…。
今日は週末でもあるので、40歳を迎えるまでにカンバセーションズ原田がどんな活動をしてきたのか、そして、なぜインタビューのメディアを約9年にもわたって続けているのかということを、つらつらと書き連ねてみたいと思います。
高校時代から海外のカルチャー雑誌が好きだった僕は、大学時代に『DAZED & CONFUSED JAPAN』というイギリス発のカルチャー誌の日本版編集部にインターンとして入ったことがきっかけで、編集者としての道を歩み始めることになりました。
20代前半に同編集部を離れてからは、フリーランスの編集者・ライターとして働くようになり、25歳の頃に「PUBLIC-IMAGE.ORG」というデザイン事務所が運営するウェブマガジンの編集長を務めることになりました。
それまでも仕事を通じて、さまざまなインタビューをする機会があったのですが、およそ5年間続けた「PUBLIC-IMAGE.ORG」で毎年100人近いクリエイターに取材を重ね、気づけばインタビューが自分のライフワークのようなものになっていました。

「PUBLIC-IMAGE.ORG」より。
インタビューというのは不思議なもので、初対面の相手と挨拶を交わし、その後のわずか1時間程度の時間の中で、その人の半生や思考について根掘り葉掘り話を聞くことができる、他には類を見ないコミュニケーションの機会だと思っています。
また、自分にとってインタビューは貴重な出会いの場でもあり、取材を通じた多くの出会いはかけがえのない財産になっています。
カンバセーションズは、「PUBLIC-IMAGE.ORG」が終了することになった2012年に生まれました。
自分が自由にインタビューできる場をつくりたいという動機がまずはあったわけですが、同時に、編集者やライターがある種特権的に持っていたインタビューという特別なコミュニケーションの機会をより多くの人たちに開放し、新しい関係性を紡いでいけないかという思いもありました。

リニューアル前の「カンバセーションズ」より。
そんな思いで始めたカンバセーションズですが、いざインタビューの機会を周りの人たちに手渡してみると、自分でも思ってみなかったようなさまざまな発見がありました。
職業柄、どうしても僕ら編集者・ライターは記事をつくることを前提に話を聞いてしまいます。だからこそ、カンバセーションズのインタビュアーたちが発するピュアな問いかけから学ばせてもらうことはとても多いです。
また、それまで僕がさまざまなメディアを通じて何度もインタビューしていた方に、カンバセーションズでインタビューをする側になってもらった時、僕が取材を通じて話を聞く中では見えてこなかった、その人の奥深くにある思考が顕になるということもありました。
クラウドファンディングのページにも書きましたが、「答え」よりも「問い」にこそ、その人の本質が現れるということが、カンバセーションズにおける最大の発見だったように思います。
それ以外にも、夫から妻へのインタビュー、あるいは大人から子どもへのインタビューなど、「聞く」「聞かれる」という非対称なコミュニケーションだからこそ見えてくる二人の関係性があるということも、とても興味深いことでした。
他にも、インタビューの機会を通して地域の中に新しいコミュニケーションの機会をつくったり(今回のリターンのひとつである書籍『旅するカンバセーションズ』に一部のインタビューが収録されています)、逆に地域を超えた同業者間のインタビューを学びと触発の機会にしたり、これまでにカンバセーションズではインタビューを通じて色々なことを試みてきました。
さらに最近では、カンバセーションズのインタビュアーたちに、コロナ禍における「問い」についてチャット形式でインタビューしたり、先日行ったオンラインイベントでは、1人のインタビュイーに対して2人が交互に問いを投げかける変則的なインタビューを行ったりと、さまざまなアプローチからインタビューの可能性を模索していくことが、自分の関心事のひとつになっています。

チャット形式でインタビューを行ったコロナ禍の緊急企画「コロナの時代、あなたの「問い」は何ですか?」。
そして、インタビューという経験自体が、僕自身を成長させてくれた部分も大きいと感じています。
仕事を通してさまざまなインタビューの現場に立ち会い、それを記事にして発信するということを長年続けてきたことが、結果的に自分のスキルを高めてくれることにもなったように思います。
インタビュー記事の執筆はもちろんですが、さまざまな企業やクリエイターの活動の本質を端的な言葉で伝えたり、あるいはトークイベントの司会などを通じて同席している人たちの話を引き出していくようなお仕事をさせてもらえているのは、カンバセーションズを通じて長年インタビューというものに向き合い、そのあり方を考え続けてきたからだと思っています。
(ちなみに、今回のクラウドファンディングのリターンでは、こんなものも用意させていただいています!)

長くなりましたが、40歳の誕生日を迎えるにあたって、自分のインタビュー史について振り返ってみました。
おそらく40代以降も、僕はこの「インタビュー」というものに何かしらの形で関わり続けていくと思いますし、今回のクラウドファンディングが、インタビューの面白さ、問いを掲げることの大切さというものを、ひとりでも多くの人たちと共有できる機会になると良いなと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
リターン
3,000円

お礼のメッセージ+活動報告メルマガ配信(月1回程度)
・代表原田からのお礼のメール
・インタビュアーたちの「問い」をカタチにするプロセスを伝えるメールマガジンを月1回程度お届け(2022年3月頃までを予定)
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
5,000円

お礼のメッセージ+活動報告メルマガ配信(月1回程度)+サイトへのお名前記載(ご希望者のみ)
・代表原田からのお礼のメール
・インタビュアーたちの「問い」をカタチにするプロセスを伝えるメールマガジンを月1回程度お届け(2022年3月頃までを予定)
・サイトへのお名前記載(ご希望者のみ)
※掲載をご希望の方は、支援時にご希望のお名前をご記入ください。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
3,000円

お礼のメッセージ+活動報告メルマガ配信(月1回程度)
・代表原田からのお礼のメール
・インタビュアーたちの「問い」をカタチにするプロセスを伝えるメールマガジンを月1回程度お届け(2022年3月頃までを予定)
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
5,000円

お礼のメッセージ+活動報告メルマガ配信(月1回程度)+サイトへのお名前記載(ご希望者のみ)
・代表原田からのお礼のメール
・インタビュアーたちの「問い」をカタチにするプロセスを伝えるメールマガジンを月1回程度お届け(2022年3月頃までを予定)
・サイトへのお名前記載(ご希望者のみ)
※掲載をご希望の方は、支援時にご希望のお名前をご記入ください。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月

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