【最終回】ロシナンテスのあゆみ～今後の展望：水事業～

皆さん、こんにちは！ロシナンテス スーダン事務所の田才諒哉です。これまで5回に渡ってお伝えしてきた「ロシナンテスのあゆみ」ですが、今回で最終回となります。

 

最終回となる今回は、現在挑戦中のクラウドファンディングとも深く関わる、ロシナンテスの今後の北コルドファン州での活動の展望についてお話させていただきます。

 

前回の「ロシナンテスのあゆみ」で紹介しましたが、私たちは現在も北コルドファン州において国連WFP（世界食糧計画）と現地NGO「SIDO」との協働で母子の栄養改善事業を行っております。

 

この活動を大きくしていくことはもちろん、このほかに、「水」に焦点を当てて活動を広げていきたいと考えています。

 

300万人ほどの人口をかかえる北コルドファン州では、ハフィールと呼ばれる溜め池から泥水を汲み、その水を飲用しながら生活をしている人たちがたくさんいます。そのため、不衛生な水が原因で起こる疫病も蔓延している状態です。

 

 

私たちロシナンテスは、これらの水が原因で発生する病気を防ぎ、安心して清潔な水を利用してもらえるようにするため、今年度から来年度にかけ、3つの井戸を設置することを目指しています。

 

井戸を1つ設置することができれば、約3,000人の住民をカバーすることができます。そして、安全な水を手に入れることが容易になれば、病気の発生率の低下などの効果が期待できます。

 

 

病気の根本的な原因となる「水」の課題にアプローチすることで、私たちロシナンテスは一人でも多くの救える命を救うため、これからも活動して参ります。

 

クラウドファンディング終了までは残すところあと3日となりました。前述の活動を継続的に行っていくためには、まだまだたくさんの資金が必要となります。どうか最後まで私たちの活動を応援いただければ嬉しいです！