【女子大生の挑戦 in ネパール農村】豪雨被害からの農業復興

支援総額

584,000

目標金額 320,000円

支援者
88人
募集終了日
2025年1月31日

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2025年04月24日 20:00

【レレの日本語学校】先生を体験させていただきました!

ナマステ!新潟県立大学国際ボランティアサークルRUENG 服部千寛です。

今日は、レレの日本語学校で日本語の先生を体験させていただいたことについてお話します。

 

【レレの日本語学校】

 

1年前、レレに日本に働きに行くことを目的とした日本語学校ができました。10代〜20代くらいの生徒さん5名ほどが日本語を学んでいます。日本の企業と連携しているそうです。先生は、日本に8年ほど住んでいたネパール人の方です。日本人かと思うほど流暢で丁寧な日本語をお話しされる大ベテランの先生でした。

滞在中、この日本語学校での授業に飛び入りで参加させていただけることになり、お邪魔してきました。(ちなみにこの訪問は、レレを散歩中先生にばったりお会いし、お誘いいただくという本当に偶然の機会…!)

 

授業は朝7時半に始まります。

学校といっても生徒が少ないため、校舎のような専用の建物ではなく、建物の一室を借りて授業を開いています。教室の中はホワイトボードと長机、教卓があるシンプルな作りです。

授業では分厚い教科書(日本語、ネパール語、英語 3言語記載)を使っていました。

授業の進め方は、日本で行われる英語教育と似ています。教科書の例文を使って先生が授業を行い、表現を練習していきます。

 

【先生に挑戦!】

 

私たちも一緒に授業を受けてきました。しばらく授業を見学した後、先生に提案いただき、渡航メンバーみんなで教壇に立つことに。まずは私たちも、生徒のみなさんも日本語で挨拶と自己紹介をします。お互い緊張してドキドキです。

日本から遠く離れたネパールで、こうして日本語が学ばれていることを目の当たりにして、なんだか不思議な感じがしました。

本題の授業では、私たち4名、生徒の方も4名ということで、一人ずつ例文の質問を使って会話を練習しました。どうしたら分かりやすいか、どのようなことを伝えるといいのか、難しかったですが、会話がスムーズにできたときはその分嬉しかったです。

 

 

授業が無事終了した後はみんな一緒にお散歩(ほぼ登山)に行きました。登山中、ネパール語と日本語を教え合ったり、お互い拙い英語で会話したり、授業中より距離を縮めることができた気がします。

 

↑ 休憩中…。みんなで持ち寄ったお菓子をシェアしました。

 

↑ 登頂!手に持っている赤い花はネパールの国花「ラリグラス」です。

 

【出稼ぎのこと】

 

日本語学校の先生とお話していて、多くのネパールの若者が海外に出稼ぎに行っていることを伺いました。アジア圏の出稼ぎ先では日本と韓国が特に人気で、日本語教育のニーズも多いそうです。(英語の使える欧米圏、中東もあるけれど治安面から日本が人気だとか。)また、日本での就職先としては、介護、建設、ホテル(宿)などが主要だそうです。

日本語学校の話に限らず、ネパールでの一週間で、海外(日本)への出稼ぎが多いということは、いろんな場所で感じました。

 

例えば、ネパールを出国するとき。空港に有名人でもいるのかな?というくらいたくさんの人で混雑しています。その人混みの正体はみんな、出稼ぎの親戚を見送りに行くネパールの人たち。それだけ毎日出ていく人がいるのかと衝撃だったことを覚えています。

 

【日本の中のネパール。世界の見方と捉え方】

 

今まで日本で暮らしていて、最近海外の方やネパールの方が増えているなあ、、と感じながらも、ネパール人は私にとって関わりがなく「外国人」という大きなくくりの中の一要素でした。しかし、現地で文化や生活の様子を知り、一人一人の「人」としてネパールの方の解像度がぐっと上がりました。どんな場所で生まれ育って、どんな生活をしていて、どんな経緯でどうやって日本に来ているのか、想像できるようになりました。

 

また、ネパールで日本語学校や出稼ぎのお話を聞いてから、世界から見た日本の、日本人の自分の立ち位置について考えることも増えました。男女問わず国内で自由に職業を選択し、仕事をし、家族を養って食べていくことが完結できる社会、必ずしも母国語以外を必要とせず、他の国に行く必要もない社会。治安や衛生環境が整っている社会。海外を知らなくとも、他の国に興味をもたなくとも生きていける日本人だからこそ知らないことも、分からない価値観も多いのだと思います。

 

全部当たり前ではないし、生まれた場所や背景が変われば、仕事をすること、勉強すること、生きていくこと、考え方も価値観も変わります。外の世界に敏感なネパール人の方が、私より客観的に日本の状況を見ているような気がします。「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、受け入れる方は入ってくる方についてどれくらい知る必要があるのでしょうか。

一方通行はなんだか寂しいし、お互い異なる背景を持っている人が同じ場所で生きる機会があるのも、素敵なことだと思います。また、私はネパールを知ってから、ネパールのことも日本のことも前より好きになれました。 

 

一緒に生きていくからこそ、お互いに尊重できる関係でいたいし、それくらい相手への思いやりと、器の大きさを持った人間でいたいと思ったネパールの渡航でした。

日本語学校の生徒さんたちが身に着けた日本語が将来何かプラスに働くといいなあと思います。改めて、素敵な機会をいただき本当にありがとうございました。

 

ちなみに、渡航メンバーの数人は帰国後からネパール語を勉強中です!!

私たちもがんばりたいと思います!

धन्यवाद 🙏(ありがとうございました)

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