応援メッセージが届きました！斎藤紀男様

クラウドファンディング開始から6週間が経過し、現在240万円を超えるご支援をいただいております。

改めて、ご参加いただいた皆さまありがとうございます！

さて本日は、スペースゼロワン代表 斎藤紀男様より応援のメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。

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リーマンサット3号機 RSP-03応援メッセージ

リーマンサット3号機 RSP-03プロジェクトの開発が完了し、JAXAへ引き渡しが終わったとのこと。良かったですね。

ご苦労様でした！
メンバーの皆さんの今の心境は如何ですか？
とりあえずはホッとしていることと思います。
1年ほど前のクラウドファンディングの応援メッセージに
少し開発で重要なことについて触れました。
きっと地上で出来る限りの試験はやられたことと思います。
 
人工衛星はロケットと違いロケットから分離あるいはISSから放出されてからが本番で、分離（放出）してから機能確認して初めてミッションが開始するわけです。

フェーズ毎に進行するのがドキドキしながら楽しみですね。
もちろん正直不安感もあると思いますが、もうRSP-03に手を触れることは出来ません。
 
そこで、宇宙では予想外のことが起こるので、初期のクリティカルパスや運用にそなえて、
大事なことは打上までの今の時期は想像できるトラブルに対して対処アクションを準備しておくのも大事だと思います（既にやっていると思いますが）。

私のJAXAでの経験からもこのようなコンティンジェンシープラン（緊急時対応プラン）が重要なことを何回も実感しました。
また実際に使われなくても技術力の向上になります。
 
それから、一般の方に東京 浜松町駅すぐそばの「宇宙の店」で「超小型人工衛星RSP-03開発ウラ話14連発」と題して無料の講演会を実施していますね。
この活動は、これから宇宙に興味を持って何かやろうと考えている方にとても参考になり宇宙活動の裾野を広げるためにも素晴らしいことだと思います。
私も初回は現地で参加しました。
 
今回の打上げ時期は活躍の場の地球の低軌道が太陽活動の最盛期と偶然合致したために太陽フレアの影響を受け寿命が短期間になるのは残念ですが、裏返せば貴重な経験になるので、今後絶対何かの役に立つと思います。
では、宇宙からの音楽を楽しみにしています。
ミッション成功を応援しています。

斎藤紀男氏　略歴
 
（公財）日本宇宙少年団（YAC）相談役（元YAC専務理事）、スペースゼロワン代表、宇宙航空研究開発機構（JAXA）元副本部長。
東京農工大学工学部機械工学科卒、カリフォルニア工科大学大学院航空学科修士修了。
 
プリンス自動車株式会社（日産自動車、現IHIエアロスペース）を経て、1970年宇宙開発事業団（NASDA：現JAXA）へ入り、ロケット開発並び打上げ業務、人工衛星開発、「きぼう」開発及び利用、宇宙実験、地球観測及び調査国際関係等に携わる。
　その後、（財）地球科学技術推進機構（ESTO）常務理事、（公財）日本宇宙少年団（YAC）専務理事等を経て、これまでの幅広い宇宙関連業務の経験をベースに講演、イベント、こどもたちの宇宙への夢を育てる活動等に関わる。2015年より丸の内朝大学講師。2019年より丸の内プラチナ大学講師。
 
「はじめてのうちゅうえほん」、「はじめてのほしぞらえほん」、「宇宙りょこうへでかけるえほん」、「はじめてのちきゅうえほん」（PIE　International）、「キャサリン・ジョンソン」（ポプラ社）等製作協力及び監修。
 
所属学会等：
日本航空宇宙学会
日本マイクログラビティ応用学会
日本ロケット協会
ＩＡＡ（International　 Academy of  Astronautics ：国際宇宙航行アカデミー）
（2022年8月31日現在）

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クラウドファンディングは1月21日まで募集が続きます。

引き続き応援・ご支援のほどよろしくお願いいたします！