【3rdゴール挑戦中】シリーズ「龍宮通りを歩く」③ 最終回　柳川通り

「龍宮」や「榎本武揚公」にゆかりのある小樽の地を巡るシリーズ「龍宮通りを歩く」。

第３回、最終回は「柳川通り」をご紹介します。

小樽駅近くにあり、駅前通りを挟んで龍宮神社側が「柳川通り」、札幌側が「都通り」となります。

柳川商店街では鶏肉の「なると」が有名ですが、他にも風情あるお店が両絵に軒を連ねています。

龍宮神社例大祭では通りに縁日として数多くの出店が立ち並び、老若男女がひしめき合う様子を神社からも見ることができます。

毎年7月末に開催される小樽潮まつり。街中に祭りの始まりを踊って伝える「ふれこみ」のスタート地点も、この柳川通りになります。

たくさんの梯団に市民が参加して踊る土曜「ねりこみ」の熱狂もたまりませんが、金曜「ふれこみ」はまた一味違い、日本舞踊社中やバレエスタジオの一糸乱れぬ舞いに目を奪われます。歩を進める踊り手。道路脇にひしめく見物客。柳川通りの潮祭りは毎年、両者の最高潮の興奮で満ち満ちています。

そんな柳川通り。「やながわ」は、榎本武揚の号が「梁川（りょうせん）」と称したことから、その功績に感謝と尊敬の意も込め、通りに命名させていただいたといわれています（柳川商店街HPより、一部編集）。

龍宮神社の下で受け継ぎ守る方々の武揚公への想いが込められた柳川通り。観光やお祭りで小樽へお越しの際には、ぜひ龍宮神社と合わせてお立ち寄りいただければと思います。

シリーズ「龍宮通りを歩く」。龍宮神社の鳥居に到着しましたので、全３回をもって終了とさせていただきます。この度ご協力いただいた方、ご存じになった方が「小樽に行きたいな」「龍宮神社と通りを歩いてみたいな」と思ってくれたら嬉しいです。ご愛顧ありがとうございました。

サードゴールに向けた龍宮神社「榎本武揚の書の修復」のためのクラウドファンディング、残すところ10日となりました。皆さま引き続きご声援ご協力の程、よろしくお願いいたします。