公益財団法人東京YMCA

寄付総額

3,115,000円

目標金額 2,500,000円

寄付者: 149人

募集終了日: 2025年4月18日

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支え合うキャンプ体験で、外国にルーツのある子どもの日常を前向きに！

公益財団法人東京YMCA

2025年03月19日 19:00

改めて自分の可能性を信じ直せるチャンス　＃認定NPO法人メタノイア代表理事　山田拓路さん

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認定NPO法人メタノイア代表理事の山田拓路さんから応援メッセージをいただきました。

山田さんは、2008年から移民（外国）ルーツの子どもの教育・保育に携わり、2021年に認定NPO法人メタノイアを設立しました。

認定NPO法人メタノイアは、「隔ての壁を越え、多様性を力として、すべての人が幸せを追求できる社会へ」をビジョンに、難民や移民など外国ルーツを持った子どもたちを支援する活動を展開しています。外国にルーツを持つ子どもたちが集う場の運営だけでなく、研修を通して支援の担い手の育成も行っています。

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私は子どもの頃からキャンプが好きでした。友だちと焚き火をしたり、海に飛び込んだり。大人になった今でもその思い出は鮮明です。

でも、そんな素敵なキャンプを、楽しみにできない子どもたちもいると思います。例えば、外国にルーツをもって日本で暮らしている子どもたちです。

戦火を逃れて日本にやってきたウクライナ避難者の子ども、親の仕事の都合で来日することになった中国の子、ひとりで働いていたお母さんに呼び寄せられて一緒に暮らすことになったフィリピンの子。みんな、自ら望んで日本にやってきたわけではありません。

にもかかわらず、学校では、日本語がよく分からなくて友だちのノリについていけない。見た目の特徴をいじられて受け流すのにもうんざりしてきた。そんな辛さを乗り越えられずうつむいている子によく出会います。

学校でさえ嫌になりそうなのに、ましてや、学校外の体験活動に自ら参加するなんて、そんな勇気も元気もない、という子がたくさんいます。

そんな子どもたちに、みんなが日本語だけではない言葉を話し、みんなが色んな肌の色・髪の毛の質・服装をしていることが当たり前のキャンプを届けられたら、どうでしょう。最初はきっと緊張するけれど、なんか自分と似たような境遇の子がいっぱいいる、自分を隠さなくても良いかもしれない、と思って、学校では見せられなかった「ありのままの自分」で、友だちを作ることができるかもしれません。

いろんな事情を背負って日本に移り住んでくるしかなかった子どもたちが、改めて自分の可能性を信じ直せるチャンスをつくるために、この大切な取り組みを、ぜひ皆さんと一緒に応援できたら嬉しく思います。

YMCAのブランドスローガン「みつかる。つながる。よくなっていく。」を、ひとりの子どもも取り残さずに届けるためのキャンプ。

どうか、ごいっしょに、実現しましょう。よろしくお願いします！