女の仔のミケちゃんは欲しいです。

 

「自宅のメス猫が仔猫を生んだ。可愛い女の仔のミケちゃんは欲しいけど後の

4匹の男の仔はいらない。」と言われました。

「母猫を避妊して下さい。」と言うと「お金が無いから出来ない。」と言います。それでも「ミケの仔猫が欲しい。」と勝手なことを言います。

 

親子を見るとノミだらけです。もう自分のことがパーみたいと思いながら仔猫4匹を引き取り母猫は避妊手術して返します。

 

「女の仔のミケじゃなく男の仔にしてほしい。」と言っても聞いてくれません。「必ずこの仔猫は大きくなったら避妊してほしい。」と約束しました。

 

こうした事例は特殊ではありません。動物は法律では物として扱われる為、財産権として所有者にあるのです。

 

何度も言いますがドイツのようにこうした飼い主には法的に「ペット飼育禁止処置」にしてもらうしかありません。

 

私が日本で保護活動を始めた頃、愛護動物の遺棄に罰則はありませんでした。

しかし今は罰則があります。犯罪です。殺傷した場合事実上、実刑にもなりえる5年以下の懲役と明示されています。

・動物を殺傷した場合：5年以下の懲役又は500万円以下の罰金

・動物を遺棄・虐待した場合：1年以下の懲役または100万円以下の罰金

 

世論が法律を変えます。

体は悲鳴をあげています。血の滲むような思いもします。

それでも声を上げ続けなければ何も変わりません。

私は日本は変われると信じてこれからも皆様と共に訴え続けます。