ラジオドラマ『紫電改　君がくれた紫のマフラー』の再放送について

紫電改展示館では、元搭乗員の笠井智一様からご寄贈いただいた『紫のマフラー』を展示しています。

このマフラーは、昭和20年に愛媛県松山市で食堂「喜楽」を営んでいた今井琴子さんが、花嫁衣装の白無垢を紫色に染め、済美高等女学校（現済美高）の生徒たちと共に手作りしたものです。

今井さんは、松山基地に配属されていた「第343航空隊」の隊員たちに、これらのマフラーを贈りました。マフラーには、各飛行隊の隊員たちの座右の銘や部隊名などが刺繍されていました。

このエピソードを元に、南海放送の江刺アナウンサーが終戦75年記念としてラジオドラマ『紫電改　君がくれた紫のマフラー』を製作されています。

明日（8/15）午前9時から、南海放送ラジオで、このラジオドラマを再編集の上、再放送されるとのことです。当時の愛媛県民と第343航空隊との物語を多くの方に知っていただければと思いますので、ぜひ、お聴きください。

（※ラジコでは、１週間無料で聴き直しが可能とのことです。）