ひきこもり等の若者の受入れを始めています！

みなさん、こんにちは！

Ｗｉｔｈ優の白石です。

 

この度は「ひきこもり等の若者が安心して家出できる第２の家を作るプロジェクト」のサイトを訪れて下さり、また、ご支援いただきました皆様については大変ありがとうございました。

 

拠点の整備をしながら、ひきこもり等の若者の受入れも始めています。

今回は初めて受け入れた若者についてご紹介します。

 

初めての受入れは２９歳の方、８年程自宅にひきこもっていました。

 

実施前に参加者にアンケートも実施、参加する理由として優先順位の高いものから本人が回答したのは

１，自分のことを知らないところに行きたい

２，自分の家から少しでも離れて挑戦したい

３，自宅が安心できる場所ではない　というものでした。

 

一方、その保護者の方にも事前にアンケートを行い、お子さんとの関わりでの難しさ・課題を感じていることとして優先順位の高いものから

１，自宅の近くで就労や自立に向けて訓練できる場所がない

２，自宅の近くで就労や自立に向けて相談できる場所がない

３，お互いが少し離れた方が良いと思うことがある　というものでした。

 

４泊５日の「家出」を行い、それまで参加出来なかった様々な体験・プログラムに参加出来ました。

 

参加後の本人からは

「通うのが難しくて米沢で行われているプログラムに全然参加できていなかったので、今回は短期宿泊プログラムはとても有難かった。今回の宿泊体験で色々な体験が出来、たくさんの人と交流することができて良かった。他の利用者さんを初めて見て、自分ももっとがんばらないとなと思いました。家にいるよりすごしやすく、快適に生活できました。」

という感想をいただいています。

 

保護者の方からは

「参加中、本人からは全く連絡はなかった。帰ってから会話が多くなったし、笑うようになった。自主的に家のことをやるようになった。自分の部屋にいる時間が少なくなった。人との交流で少し自信がついたようです。」

との感想をいただきました。

 

様々な事情で一歩を踏み出せない若者、ご家族にとってこの「第２の家」が少しでも希望を持てるものになるように引き続きのご支援どうぞ宜しくお願い致します。