星空保護は環境保護

こんにちは。Star Forest星空ガイドの角田です。本当にありがたいことに先日、大口のご支援をいただきました。

おかげさまで現在支援額は1,160,000円、全体の58%です。ついに支援額が目標の半分を超えました！この勢いで目標達成までしっかり頑張りたいと思います。

当プロジェクトの本文にも記載されております通り、私は2013年～2017年までニュージーランドのレイクテカポという町で星空ガイドとして暮らしておりました。

レイクテカポは人口400人ほどの小さな湖畔沿いの町です。だからこそ、夜は真っ暗で星が綺麗に見えます。

また、レイクテカポでは町を挙げて「星空保護」という少し変わった取り組みを行っています。綺麗な星空を保護し、後世に残していこうという考えの下、街づくりを進めています。

例えば街灯。日本で見る街灯よりも低い位置（腰ぐらいの高さ）に設置されています。こうすることで、星空を見上げた時に街灯の光が目に入らないよう配慮されています。

さらに、街灯には傘がかけられており、光が上に向かわないように（星空を照らさないように）設計されています。

「星空を守ることは環境を守ることに等しい」というこの考え方は日本ではあまり浸透していませんが、素敵な考え方だと思っています。私もテカポに住んでいた1人の人間として、この考え方を少しでも広めていければと思っています。

幸い和歌山には保護すべき綺麗な星空が今でも残っています。星空は守る価値のある貴重なものである、という考え方に触れていただき、皆さんが星空を見上げる時間が少しでも増えれば嬉しいです。

星空案内という活動を通して、星空を身近に感じていただき、少しでも多くの人に星空保護にも目を向けてもらえればと思っています！