障がいクリエイターの作品を拡げる!働き方と未来を創造できる社会へ

支援総額

3,617,000

目標金額 3,000,000円

支援者
232人
募集終了日
2024年5月31日

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2024年04月03日 12:00

☆コラム②☆戸嶋諄 母

諄には、3歳上の姉がいる。

小さいころから絵を描くのが好きな姉だったため、諄もその横に並んで、鉛筆で殴り書きをしていた記憶がある。

 

諄が3歳の時に、発達が心配で受けた療育相談。言葉は出ていなかったが、渡された紙にマルを描き、その中に目と口を描いた。

3歳の基準はマルを描けるかだが、この子は目と口も描いているから、知的な障がいは無いのではないか。

「言語遅滞ではないか」と言われ、安心して帰宅した。

その頃の私へ。残念だったな、諄は自閉症&バリバリ重度の知的障がいだったよ。ふふふ。

 

それからも、諄は相変わらず描きつづけた。

「せんせい」という磁石のついたペンでお絵描きをするボードは、使いすぎて2枚買って使い倒した。

プロッキーという水性のマーカーのセットを買ったとき。

それを抱えてウキウキと、足取り軽く家の中に入っていく姿は忘れられない。

 

 

チラシの裏、幼稚園や学校でもらってきたお便りの裏にも、まぁよく描いた。

46歳まで通った小児療育センターの通園の担任の先生たちには「画伯だねぇ」と、たくさん褒めてもらった。嬉しくなった私は「こんな絵を描いたんだよ!」とたくさん見せた。

 

担任の先生たち、諄の絵を覚えているかな。たくさん褒めてくれたから、母は嬉しくなって頑張れたんです。

「諄の絵を使ってグッズを作りたい」という想いの原点は、あの時の先生たちの、喜んでくれた笑顔だったのかもしれない。

 

 

諄はずっと描き続けている。小さな頃からずっと。

ただ「描きたいから」描いている。それに尽きると思う。

その結果、それが人との繋がりを作ってきた。

 

これからも諄は黙々と描いていくであろう。そしてそこから、たくさんの人と繋がっていくことを願っている。

 

【コラム③へ続く】

リターン

3,000+システム利用料


お気持ち支援|3000円

お気持ち支援|3000円

・お礼のお手紙

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


alt

リーフレットお届けコース|5,000円

・お礼のお手紙
・リーフレット(戸嶋諄さん、キセキさん各1部)

申込数
32
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

3,000+システム利用料


お気持ち支援|3000円

お気持ち支援|3000円

・お礼のお手紙

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


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・お礼のお手紙
・リーフレット(戸嶋諄さん、キセキさん各1部)

申込数
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