
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 400人
- 募集終了日
- 2020年10月23日
応援メッセージ#12 熊本県立大学環境共生学部 教授 柴田 祐さん
ページをご覧いただき、ありがとうございます!
今回も「鶴之湯の恩返しプロジェクト」のメンバーであり、プロジェクト発足以前から鶴之湯旅館を応援していただいている、熊本県立大学環境共生学部 教授 柴田 祐さんから応援コメントをいただきましたので紹介させていただきます!

私からは、学生の取り組みを中心とした災害前の鶴之湯旅館の様子をお伝えして、応援メッセージとしたいと思います。

鶴之湯旅館は、対岸の国道219号を通ったことがある方なら誰もが、一度はなんだろうと思ったことがある建物だと思います。それぐらい球磨川越しに見える木造三階建ての建物は迫力があり、魅力的なものです。思いついて国道から外れて狭い県道を進み、初めて鶴之湯旅館の前まで行ったのが2018年7月のことでした。その時は、土山さんにはお会いできませんでしたが、台風一過の青空のもと、2階の欄干に布団が干されていたのがとても印象的でした。

そしてその直後、偶然にも私の研究室の卒業生が鶴之湯旅館に泊まりに行き、土山さんが、露天風呂を作りたいと熱い思いを持っていて、さらにそれを学生と一緒にできないだろうかと考えているという話を聞きつけてきました。偶然に偶然が重なり、土山さんと鶴之湯旅館とのご縁ができました。
鶴之湯旅館の裏山には温泉が湧いており、目の前には湯ノ瀬と呼ばれている瀬がありますが、その温泉を活用し切れていない、もったいないというのがことの発端でした。その後、話はとんとん拍子に進み、以前から鶴之湯旅館や坂本町に調査に入られていた熊本高等専門学校八代キャンパスの森山学先生と生徒さん、熊本県立大学の学生が一緒になって、露天風呂の整備案を検討し、みんなで実際に作ろう、そして鶴之湯旅館だけでなく坂本町全体を盛り上げていこうということで鶴之湯プロジェクトが始まりました。
第1回目の露天風呂ワークショップは2019年5月のこと。高専の生徒、県大の学生のほか、地元の住民の方、自然観察指導員、雑誌の編集者などなど、日頃から鶴之湯旅館を応援している様々な方々、総勢40人近くが集まり、露天風呂のアイディアをあーでもない、こーでもないと、老若男女が入り混じって熱い議論が繰り広げられました。球磨川が見えるけれど外からは覗かれないような露天風呂にするためにはどうしたらよいのか、川の音や匂いも感じてもらいたい、といったことも議論されました。


ワークショップは12月までにあわせて5回開催し、高専の生徒さんに、議論を踏まえた3案の模型も作ってもらいました。本当に全部自分達で作ることができるのか、旅館を1人で切り盛りしている土山さんが日々の掃除が負担にならないようにするためにはどうしたらよいのかといった点が決め手となり、最終的にはウッドデッキを作り、五右衛門風呂を3つ置くことになりました。五右衛門風呂に入りたい人は自分で薪をくべてもらえば、田舎体験もできるし土山さんの負担軽減にもなって一石二鳥!と話は盛り上がりました。

そういえばワークショップの合間にも、近くの山から竹を切らせて頂き、流しそうめん大会をしたり、年末には忘年会も開かれたりし、土山さんの美味しい料理を楽しみながら、地元の方々と学生との交流も深まりました。若い人がこんなに真剣に鶴之湯旅館のことや坂本町のことを考えてくれてありがたいとおっしゃって頂き、こちらも学生の貴重な学びの場となりました。これがご縁で、個人的に家族と鶴之湯旅館に泊まりに来たりする学生もいました。

そしていよいよ2020年の年明けから徐々に露天風呂の整備をはじめたところで、新型コロナによって活動は一時中断を余儀なくされ、そして7月の豪雨。。。災害直後から、何人もの学生が復旧作業に駆けつけてくれました。ワークショップでお世話になっていた住民の方のほとんどが被災されましたが、作業中に久しぶりにお会いすることができたのもうれしかったです。
そして現在は、坂本地域を中心とした被災地の復旧、復興に向けて、様々なボランティアの方々が鶴之湯旅館を拠点として活動されていますし、支援物資の集積拠点にもなっています。ボランティアの中には、熊本地震の際にも活動され、それがきっかけで今回も活動されていたり、熊本地震で被災された方が恩送りしたいと駆けつけてくれた方もいらっしゃいます。
さらに被災集落で解体予定の民家から建具や調度品、古道具などを譲り受け、大切に保管されています。それも災害前から、地域の方々とのつながりがあったからこそのことで、鶴之湯旅館で使ってくれるのならという思いが込められているものだと思います。
こうして考えてみると、全てのことがつながっていて、災害前からのご縁で今があるのだとつくづく感じます。そしてその中心に鶴之湯旅館があり、土山さんがいます。そしてそのご縁が、さらに坂本町、球磨川流域へと広がりつつあります。それが鶴之湯旅館の魅力であり、土山さんの魅力であると思います。そのようなご縁を大切にしながら、学生と一緒になって応援していきたいと思います。
リターン
20,000円

【おすすめ】鶴之湯旅館をミニ苔盆栽で見守るコース
・お礼のお手紙(書道家堀之内哲也さんの複写のお手紙)
・鶴之湯旅館のロゴ入りステッカー
・鶴之湯旅館のホームページにお名前の掲載
※ホームページへのお名前の掲載は希望者のみです。
・鶴之湯ロゴ入り手拭い
・オンライン報告会へのご招待
※オンライン報告会の日程は別途ご連絡を差し上げます。参加・視聴が叶わなかった場合には、別途配信の様子を動画にて報告いたします。
・再OPENした鶴之湯旅館の入り口にお名前付きミニ苔盆栽を設置
※再開した鶴之湯旅館の一階特設スペースにミニ苔盆栽に支援者さまの数だけ飾ります。それぞれ、各支援者様の名前を書いたプレートを設置し、大切に世話して参ります。
※鶴之湯旅館に来ていただいた際に、持って帰っていただくことも可能です。
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
3,000円

お礼のお手紙コース
・お礼のお手紙(書道家堀之内哲也さんの複写のお手紙)
・鶴之湯旅館のロゴ入りステッカー
・鶴之湯旅館のホームページにお名前の掲載
※ホームページへのお名前の掲載は希望者のみです。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
20,000円

【おすすめ】鶴之湯旅館をミニ苔盆栽で見守るコース
・お礼のお手紙(書道家堀之内哲也さんの複写のお手紙)
・鶴之湯旅館のロゴ入りステッカー
・鶴之湯旅館のホームページにお名前の掲載
※ホームページへのお名前の掲載は希望者のみです。
・鶴之湯ロゴ入り手拭い
・オンライン報告会へのご招待
※オンライン報告会の日程は別途ご連絡を差し上げます。参加・視聴が叶わなかった場合には、別途配信の様子を動画にて報告いたします。
・再OPENした鶴之湯旅館の入り口にお名前付きミニ苔盆栽を設置
※再開した鶴之湯旅館の一階特設スペースにミニ苔盆栽に支援者さまの数だけ飾ります。それぞれ、各支援者様の名前を書いたプレートを設置し、大切に世話して参ります。
※鶴之湯旅館に来ていただいた際に、持って帰っていただくことも可能です。
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
3,000円

お礼のお手紙コース
・お礼のお手紙(書道家堀之内哲也さんの複写のお手紙)
・鶴之湯旅館のロゴ入りステッカー
・鶴之湯旅館のホームページにお名前の掲載
※ホームページへのお名前の掲載は希望者のみです。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月

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