戦後復興の生き証人、九五式軽戦車改造ブルドーザーを次世代へ!

支援総額

18,330,000

目標金額 15,000,000円

支援者
783人
募集終了日
2024年4月26日

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2025年07月05日 15:49

「ハ号ブル」2025年6月の作業経過です♬

6月末日に遂にエンジン再始動までたどり着きました!!「立てば歩めの親心」とはよく言ったもので、エンジンが掛かれば、次は走れということで、遅れておりました作業も猛暑の中、整備班の気持ちも熱く燃え上がり俄然勢いを増しております!!この調子であれば7月中の作業完了は間違いないと感じております。

 

お披露目会に関しては、会場準備とみなさまへのご案内期間を考慮して、8月中旬以降の日曜日・・・ということは8/24または8/31という日程が濃厚です。支援者のみなさまには確定次第にご案内をいたしますが、念のためにスケジュールを空けておいていただければ幸いです。

 

 

それでは、今回もO整備隊員による6月の整備報告をお楽しみください。

 

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「これだけはつくろう。」みたいな、です。「これだけはつくろう。」と言えば、言わずと知れたタミヤニュースの人気コーナーです。僅か2ページに模型の改造工作の楽しさを上手に紹介してあります。さも簡単に完成させられそうに書いてあるので、その気になって手を付けて、その難しさに涙した人も多いハズ・・・。えっ!オレだけ?。

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さて、本日は、操縦席の足元、むき出しのリンケージの上にカバーを取り付けます。当工廠入庫の時点で既にカバーらしきものは付いておらず、座席がいわゆる高座式に改造されている関係もあり、レバーを動かすと、足元で何かがもぞもぞと動き、乗り降りの際はリンケージを踏みつけて乗り降りするという誠に具合の悪い状態でした。今回の作業を「これだけはつくろう。」風に言うと、「L型鋼を寸法通り切断して溶接で組み立てます。アルミ製の縞板をボルト止めするとよりリアルに仕上がるでしょう。」程度の説明で済まされそうですが、実際はほぼ1日がかりの作業となりました。

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固定は、元の戦車時代に底板カバーのステーが付いていたと思われる穴を利用して、鋼材で作った架台をボルト止めし、その上にアルミの縞板をボルト止めしました。心無い(物を知らない)マニアからは、ブリキと揶揄される装甲板ですか、現実は、底面の薄い部分でも、ホームセンターで売っているレベルのドリルでは歯が立たず、傷すら付かないほど硬いので、元々開いている穴を利用します。

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アルミの縞板は、廃材利用の仮のものを付けています。最終的には、既に調達済みの板厚のあるしっかりしたものに交換します。

 

 

 

ヤッパ純正だよぬネ。ではないですが。です。本日は、前面上部装甲板内側の補強材を取り付けて、それに付く操向ドラムブレーキシューの吊り下げスプリング取り付け金具を取り付けたり、細かい部品のサンドブラストや塗装を行いながら、終減速機への給油を行いました。

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給油するオイルは、もちろん純正のダイヤクイーンLSDオイル、いわゆるギヤ油90番です。ここはやっぱり、三菱車には三菱純正オイルだ!。と、こだわった訳では無く、たまたま在庫があったのがこのオイルだっただけなんですが、偶然の奇跡の組み合わせとなりました。

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給油は、教程によりますと、「終減速歯車室内ノ給油ハ歯車室ノ約四分一程度ヲ可トス。過量ナルトキハ抵抗大ニシテ該部加熱ス。・・・うんぬん。」とかなり詳しく書かれています。が、しかし、歯車室オイル容量はどこにも記載が無く、当然オイルグレードの指定なんて期待する方が悪い。厳しく給油量を注意喚起しているのに、レベルゲージも無し。「何でやねん!どないなっとんねん!どうせ~っちゅうねん!」と、使い馴れないエセ関西弁も、口から出ようってもんです。

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ドレンプラグが無い位だから当然と言えば当然か・・。旧軍車両整備の平常運転ですな。ギヤボックスの寸法を見て、「立方体の容積を求めよ。」となるわけですが、「あ~学生時代真面目に勉強しとけば良かった~。」と反省しても時既に遅し。取り敢えず多分これくらいの、各5リッター給油しました。

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整備隊長曰く「昔のギヤオイルは固くてョ~、冬場は温めながら給油したもんさ。」との事。昭和40年代で、そんな状況ですから、戦時中の状況は押して知るべしです。「(過量ナルトキハ)油面10ミリニテ、ニ四~ニ六度上昇ス。適量ニ給油シアルコト肝要ナリ。」とあるのも、現在の質の良いオイルには、「カンケ~ナイね~!」と言ったところでしょうか。

 

 

「それ」いいね。です。現在絶賛上映中の、英国工作員の冒険活劇は、大御所の翻訳「なっちん語訳」が敵の呼称に「それ」を多様し過ぎて、分かりにくいと、不評の様ですが、僅かの文章でも四苦八苦している身としては、大御所のテクニックを使わない手はありません。さて早速なっちん風報告です。本日の作業は、それをそれしまして、それとなりました。明日は、それをそれする予定です。おぉ!すげえ楽!。これからずっと「それ」しょうかな?。全然意味が伝わらないので、却下です。

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さて、本日の作業ですが、一縷の望みを託して発注したモ○タロさんから届いたベアリングナットか、残念ながら僅かにオーバーサイズだったので、損傷している元々のナットを、Tさんに修復してもらいました。ネジ山を丹念に直す気の遠くなる作業です。お陰で、上部転輪が無事全数取り付け完了です。

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その他、オーバーホールしてくれる業者が見つからず、油の滲みが直せなかったPTOポンプは、少しでも負荷を減らすべく、常時オン状態だった切り替え部を、レバー式でオンオフ切り替え出来る様にしました。

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さらに、ボルト1本でぶら下がっているだけだったレギュレーター取り付け用に固定プレートを作成したり、エンジン室防音材プレートの塗装を行い、再組み立てしました。

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中の綿は、梱包用ラップで包んで中に収めました。本日は、プレート一枚のみ完了で、残りは明日行います。

 

「アツッ(暑っ)」です。まだ体が暑気慣れする前の真夏日は、体に堪えますが、「夏は暖房、冬は冷房。」が戦車乗り(絶滅危惧種)の基本ですから頑張ります。ちなみに、「アツッ」と聞いて「キスカ」と脊髄反応的に連想した貴方!、重症の何かの病気ですから、早めの受診がおすすめです。

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さて、本日は昨日から組み立て中のエンジン室防音プレートのエンジン室後部用二枚の組み立てを完成させて、車体に取り付けます。組み立て中に気が付いたのですが、フレームに真鍮メッシュを固定する裏側プレートの仕上がりが三者三様で、表のフレーム形状に忠実に合わせた仕上げのものや、「どうせ見えないんだから適当な形でええよ。」の、雑な仕上げのものもあり、見てないとすぐ手を抜く私の同族が昔もいたんだ~。と、安心したりと、面白い発見がありました。

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車体の錆落とし作業中に発見し、保存箇所としてマスキングしておいたオリジナル塗装の陸軍カーキの上に防音プレートを取り付けて、タイムカプセルとして後世に残します。「タイムカプセルの場所が解らなくなる、タイムカプセルあるあるは、この場所なら大丈夫でしょう。」

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残りの一枚の防音プレートは、フレーム下側が腐蝕で欠損しているため、修理してから取り付けます。その他の作業は、交換するバックライトのベースプレートを作ったり、錆だらけのデフロスターパイプを手入れしてプライマー塗装したり、計器パネルを仮付けしました。

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計器パネルは、全面装甲板に直にボルト止めのため、本来は最後に取り付けるのですが、今回は試運転やバンド調整の利便性のため、全面装甲板無しで動かすための仮の処置です。計器パネルが付いただけで、なんだか一気に狭くなった気がしますね。

 

 

雷鳴?。です。よく関東方面のお客さんに、「雷の音ですか?。」と聞かれて、「大砲の音っす。」と答えると、「はぇっ?」とのリアクションが返って来る御殿場あるあるの総火演の時期となりました。一般公開が無くなった関係で、以前の妙に浮かれたカオスな雰囲気は無くなったものの、朝からドンドコ聞こえて来て、上空を友軍機が飛んでおります。

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さて本日は、小間物手入れの一環で、バックミラーステーの手入れを行いました。全体的に錆びているので、一旦分解していつものサンドブラストからのプライマー塗装までの作業です。

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かなり腐蝕が進行している部分があるものの、切った貼ったの独特な構造に、使用間の変形が加わった芸術的な形のため、「同じものを作れ。」と言われても無理なので、元パーツを再使用します。後日、天気の良い日に車体色に塗って完成です。

 

梅雨入り宣言発令。です。そろそろ屋外の作業は、空模様を気にしながらの時期となりましたが、本日、東海地方も梅雨入りしたそうです。幸い雨が降りだす前に、目的の作業が終わりました。

 

本日は主に履帯の作業です。南里さんから届いた履帯、指が10本しかないので、チョークで個数を書き込んで、左右各82枚ある事を確認。納品書にちゃんと枚数がそのように書いてあるのに、数え直す必要性はあるのか?との問いには、え~何度も申し上げておりますように、指が10本しかないので・・・。

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で、車体に取り付けるためには、規定枚数の左右各96枚にする必要があり、英国から来たオリジナル中古品を使って、14枚組を2つ作ります。36枚連結で届いたので、それを切ればすぐ終るハズと、思ったら「甘いっ!、ホッペが崩れ落ちるほど甘いっ!。」この履帯、元標的に付いていたと推定される物のため、ところどころ被弾痕が・・。しかも、狙ったかのように、こちらの希望する枚数で切れないように、不等間隔で被弾しています。結局、通常3箇所の切断で済むところ、倍の6箇所の切断と相成りました。

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そんな作業中、履帯ピンの割れを発見!ピンが途中で割れている初めて見るパターンです。原因は不明ですが、割れていながらしっかりとピンの機能は保っている奇跡の割れ方。「履帯ピン某ハ、ワレテモ機能ハ失イマセンデシタ。」と、新しい修身の教科書(あるのか?)に載せたい位です。

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最後の仕上げの、ハの字型に割りピンを 曲げる難問も、ベテランTさんの手に掛かれば、難なくクリヤ。14枚組2本と、被弾による使用不能でハジカレタもの4枚、予備として保管の2枚に分割の作業結果となりました。

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あと、燃料タンクの取り付け準備も進めていますが、交換用のホースを、モノタロさんで探す作業中です。

 

エンジン載りました。です。古今東西、事を興す際の最後の決心は、天候の如何ですが当工廠も、本日が梅雨の合間の貴重な晴れ、の情報を掴み「命令、本夕刻マデ二、発動機ヲ搭載スヘシコト。」との指令を緊急発令して、エンジン搭載作業を行いました。

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本日は、整備隊長・ベテランTさんのアベンジャーズに私が加わりスムーズな作業進行です。

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天気が良いうちに、あれもこれもと欲張って、塗装や溶接、履帯の接続準備を行いました。燃料タンクも、仮置きですが、設置して見ました。

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更に狭さ倍増です。エンジンは、これから配線・配管・リンケージ接続と、息を吹き返すまでにしばらく掛かります。

 

本日モ晴天ナリ。です。梅雨時は、予め雨バージョンと晴れバージョンの作業予定を準備して作業にあたるのですが、本日も幸運にも晴れ!しかも、作業に最適な曇り時々晴れでした。天が我に味方してくれているこの機に乗じて、作業を一気に進めます。

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Tさんには、車内配線の修復をお願いしまして、取り敢えず知恵の輪状態の古い配線を確認してもらい、「このキースイッチの、ここが焼けていてうんぬん・・。」と、Tさんが状態を説明してくれましたが、言っている日本語は解るのですが、内容はまったく理解出来るスキルがないので、一任と言う名の丸投げです。

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あとは、履帯を塗装のうえ各96枚に繋げました。ここで久々に小ネタをば、履帯ピンの抜け止めに履板両端に取り付ける割りピンですが、差し込む前に長い方の端末を少し曲げておくとその後の作業がやり易いです。

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差し込んでハンマーで叩き込んでやると、端末が曲がりながら入り込んできます。最後に割り柄(太いマイナスドライバー)で完全に曲げて完成です(内側も曲げるのをお忘れ無く)。

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さて、繋げて96枚になった履帯、「繋がったはいいけど、こんな長いモン置き場所ど~するよ?。」の問題が発生しますが、ロールに巻く時間も無いし・・。で、一つの解決法が、三つ折りです。三つに折ってパレットに載せて、取り付けの日まで作業エリアの隅に保管しておきます。この三つ折り、履帯ピンにゴムブッシュ付きの現用車両(ウエットピン)は、三つ折り状態を安定して保ってくれるのですが、ハ号のようなブッシュ無し(ドライピン)のものは、安定が悪く少し持ち上げただけで、ガラガラと、型が崩れがちな事を確認したのも新な発見です。そう言えば、履帯の三つ折りって、74のゴム・鉄の履き換えの時がメインで、最近のAFVは、パット脱着式なので、今後は履帯の三つ折り自体がロストテクノロジーかぁ~。と遠い目をして本日終了です。

 

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一寸先は霧。です。昨日今日と梅雨らしい天気の雨模様、皆様大好き自A隊風では、「本日は、雨天行事。パレードと模擬戦は中止。」と言った感じですかね。幸い本日昼から雨が止みましたが、そうなるとG地区特有の濃霧の発生です。まさに霞を喰って作業しています。

 

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当工廠でも外でドッカンドッカンいう作業は出来ず、屋内で出来る細かい作業を行います。まず、鈑金部さんに依頼した、ミラーとデフロスターパイプが仕上がって来ました。燃料パイプライン用の耐油ホースもモノタロさんから届きました。

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半年以上お蔵入りしていたバッテリーは、来たるべき搭載の日に向けて、補充電を行っています。助手席?車長席?パッセンジャーシート?、とにかく左側座席の足元にアルミ縞板のフロアーカバー?を取り付けました。いつものアングル材で架台を作ってその上にボルト止めです。

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最後に以前の報告の訂正です。英国からの履帯は、35枚で、ブル用に連結したもの28枚、被弾による使用不能品5枚、予備として保管するもの2枚となります。お詫びして訂正します。

 

 

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今日はマフラー等々。です。本日は、以前から接続部の加工等をしてもらっていたマフラーを取り付けました。近似サイズの汎用品なので、この後は固定ステーの加工をして完成です。Tさんには引き続き車内配線の加工を行ってもらいます。この作業も微妙に根比べなので、まだまだ時間がかかります。あと、ブレード用の油圧配管の整備も行いました。

 

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この油圧配管は、建機関係の知識のある見学者に「この油圧配管、実は水道管なんすょ~。」と説明すると、「マジで~!。」「あり得ね~!。」と、ウケてもらえるありがたい部分でもあります。この配管を錆び落としからプライマー塗装、車体色に塗装までの作業を行って完成です。

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まるでカニ喰う人びと。です。暑い中でも作業は少しづつ進んでいます。Tさんは車内配線の作業、私は防音プレートの欠損部分の修理と、それぞれが各自の任務を黙々とこなしていますので、作業場所は、まるでカニ食べ放題の会食場のように静かです。

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車内配線は、始動系統以外は何故か配線が切断されており、「この線は何処に行く線なの?。」「このスイッチは、何のスイッチ?。」の、謎解きから始まり、 メーターパネル自体が、通常の自動車のセオリーを無視したワンオフの、作った人にしかわからない部分が多い事が混乱に拍車をかけます。そんな事情もあり、通常より時間が掛かります。

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508886032_122162290412447002_3095491470322558096_n.jpg防音プレートは、いつものモ○タロから届いたアルミ材を使って、欠損部分を再生します。今回は、オリジナル形状の忠実な再現では無く、壁面に取り付けられる強度優先の作業としました。ほぼ欠片の残存部も、捨てるのは忍びないので、補強材と共に取り付けました。内側に中綿と金網を取り付けて完成です。

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本日は、キャビン蔵出し。です。本日もカニ食ってます(ウソ)。と言う位黙々と静かに作業している事を言いたかっただけなんです。本日は、コンテナの奥に鎮座しているキャビンをMさんの助けも得て、3名で搬出して作業架台に載せました。板厚増加の効果もあり重量増加ですが、3名でなんとか運び出せました。

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車体への搭載はまだ先ですが、本日はキャビンドアの蝶番の取り付けを行いました。元々の蝶番は腐蝕による劣化のため、新品に交換します。流石に蝶番は時代の進化に伴う形の変化は無く、いつものモ○タロ さんで同じものが入手できました。外板が張り替え済みのため、内側フレームに残る穴を頼りに取り付け穴を開口します。若干の手直しをしながら右側ドアの取り付けを行いましたが、通常のボルト止めだとボルトの頭が干渉して、扉が全開にならない事が判明。「あ~、蝶番の固定が部分的にリベットだったのはこう言う訳か~。」と、明日扉蝶番ボルトのすり合わせを行います。

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車内配線は、Tさんの謎解きが逐次進行して、メーターパネルに少しパーツが付きました。

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昨日は、国産戦車の日だったの?。です。昨日21日は、国産戦車の日だったそうですが、何のリアクションもせず失礼しました。本日は、昨日から着手中のドア蝶番の取り付けが完了しました。

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元々の立て付けが悪いので、若干擦る部分もありますが、蹴っ飛ばさないと開かないという事は無いので、これで良しとします。搭載したら歪むとおもいますので、最終的に車体に載せてから微調整します。懸案だった固定ボルトは、頭の平らな金具があったので、それを使って問題クリヤです。本来は鈑金修理用の金具ですが、それをボルト代わりに使いました。穴位置の関係で、一部使えない箇所もあるため、皿ネジ等も使った混用で固定です。

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さらにドア開閉レバーも取り付けて見ました。問題無くロック出来る事を確認してから、作業工程の都合で、一旦取り外しておきます。キャビン後部のボンネットヒンジも取り付けました。

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その他、ドーザーブレードのシャフト及び取り付け基部の手入れも行いまして、シャフトのニップルの機能点検もかねてグリスアップで古いグリスをブリブリ押し出して本日終了です。

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これでどうかな?あわせてみた。です。本日は、昨日受け取ったヘッドライトを車体に仮付けして見ました。このヘッドライトは、元々はかなり直径の大きなものが付いていたのですが、腐蝕により再使用不能なため代替え品を探す必要がありました。色々探して見つけたのが、「外観はオリジナルと類似形状ながら直径が一回り小さいもの。」と、「直径はオリジナルに近いものの、外観がオリジナルと似ていないもの。」の2種類。さあ、どちらを選ぶか究極の選択です。まず、第一候補の直径がやや小さい、シルエットの似ているものを取り寄せて車体に付けて見ました。やはりやや迫力に欠ける印象ですが、皆様どうでしょう。解決策としては、ライトガードの高さを数センチ下げるか、ライトを第二候補の直径の大きなものに交換する、の2択ですがこれから検討します。

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あと、続蔵出しシリーズとして、起動輪の手入れを行いまして、分解時に悪さをした突起を平滑に磨きました。

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Tさんは、「チッ!ヒューズボックス導通が無ぇ~。」など、ぼやきながらも黙々と作業をすすめてくれていて、配線が続々と増えています。

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本日は、ラジエーターなどなど。です。定休日明けの作業は、蔵出し品をどんどん取り付けて行きます。まず、ラジエーターを取り付けますが、扉部の歪みと、雑に加工された取り付け穴の影響で、すんなりとは付かず、すり合わせ(棒ヤスリでの穴加工。)を行って取り付け、ファンカバーも取り付けました。冷却水は、交換するホースが間に合わないので、まだ入れません。

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あと、作動油タンクも取り付けます。作動油タンクは、漏れの修理で、タンク外側がやや太くなっているため、クッション材を調整しながら固定バンドを取り付けました。

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その他、燃料ラインのホースをモ○タロさんから来た新品に交換したり、ライト関係の配線も取り付けが始まっています。パネルには、油圧計も付きました。

 

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復活の日は近い。です。昨日今日と作業は順調に進んでおります。配線の整備もおおかた終わり、バッテリーも定位置に搭載されました。後はグローリレー待ちです。このリレー、元々付いておらず、Tさん曰く「この状態でもエンジンはかけられるけど、リレーが無いのは危険だね~。」と言うことで、部品発注系統で注文中で、ほどなく入荷の予定です。

 

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整備作業は、日本古来の伝統的作業法「泥縄式整備」で行っておりますので、ラジエーターを付ける段になって「アッパーホースが劣化で使えね~。」など、もっと早期に手を打っとけよ!。が日常茶飯事です。

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そんな中でもやるべき作業は山積ですので、今のうちに出来る事をどんどん進めます。まず、サイドミラーステー左右を取り付けます。ミラーステー自体が過去に、あちこちぶつけた影響で歪みが発生しているため、歪みを修正しながらキャビンに取り付け穴を開けます。鈑金部さんで塗ってくれたタイガーストライプの効果もありなかなか良い感じです。

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さらに地味に時間を食う、足回りのアクセントになるボルト頭の黄色塗装も行いました。

 

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いえす!ざっつらいと。です。本日は千物万来日で、注文していたものがたくさん届きました。まず、ライトは一回り大きな19cm径のものが届きましたので、早速車体に取り付けて見ました。イメージ通りのサイズで、「コレに決定!。」です。

 

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ラジエーターホースは、メクラ栓一つを残して全部揃いましたので、早速車体に付けてみます。アッパーホースは長めのフレキシブルホースに変更したので、車体と干渉している部分の車体側をグラインダー加工しておきます。ホースの本格取り付けは明日行います。メクラ栓は、下側部分のヒーターホースを切断して木栓で塞いであるものを取り外して今回届いたラバー製メクラ栓に交換します。今回取り外した元々付いていたホースは、木材で栓をして塞ぐとは、この処置をしたのは、元海軍の応急員かい!。と、思わず突っ込みを入れたくなる思いです。よくサイズの合う木材が手に入ったな、とも思いますが、製材所時代の作業と思われますので、材料は選り取りミドリだったかもしれません。

 

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ここで栓(蓋)繋がりで小ネタをば、デファレンシャルの給油口ですが、当工廠入庫時に既に給油口キャップが失なわれており、今回ガラクタを漁って見つけたのが、水道管のエンドキャップ、ネジ山こそ切っていないものの、給油口に被せて見るとシンデレラフィット。これ幸いと、そのまま使っています。

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また、給油口内側の板状の部分は、最初ゴミの付着かと思ったのですが、図面を確認して見ると最初から鋳込まれた異物侵入防止のパーツである事が判明、「後付けの金網ではダメだったのか?。」は置いといて、実に手の込んだ造りです。デフレベルゲージも欠損してボルトで栓をしてあるだけだったので、廃材のタ○トのミッションレベルゲージを付けてみたらこれまたシンデレラフィット、ありがたく使わせて頂きました。

 

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ついに始動。です。本日遂にエンジンが掛かりました。ラジエーターアッパーホースに解決すべき問題が残っているものの、とりあえず古いホースを仮で付けてエンジン始動に挑みます。復活した燃料タンクに軽油を補給し、修復した筒型のレベルゲージの機能も異常無し。ラジエーターにクーラントを補給して、準備万端、いざ始動。新たに取り付けたバーナーリレーも、しっかり作動しています。

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燃料ラインのエア抜きも、Tさんの抜かり無い作業で実施済み。キースイッチをひねって反応をみます。初一発目は、「掛かりそうな気配はあるんだが・・。」で、次はディーゼルのお約束の「プライミング突け~。」で二回目で呆気なく始動。(エンジン始動時は中の人として動いているため、始動時の画像が無いのはご愛敬。)流石、走れ走れ!のメーカーのエンジン。各部の異常無しを確認して次の作業に掛かります。

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久々に臨場の整備隊長殿にはプロペラシャフトをお願いし、本車の特徴の、ダブルシフトレバーも久々に復活しました。Tさんには配線系の仕上げをお願いしてテールランプの組み付けまで終わりました。

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私は、来たるべき自力走行の日に向けて足回りのグリスアップを行いました。各部にグリスをブリブリ差して十分給油脂された、生きている個体にどんどん近づきます。なんとかエンジン始動まで漕ぎ付けて、「目標を達成出来ない者は、シベリア送りぢゃ。」とならなくて安堵です。

 

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ということで、何とか6月中にエンジン再始動に漕ぎつけたハ号ブル!!Oメカが撮れなかった動画をこちらからご覧ください!!

 

そして、ここまでたどり着けたのは支援者様の応援とご支援のおかげです。予定より大幅に完成が遅れており、誠に恐縮ですが今しばらくお付き合いいただければと存じます。

 

猛暑のなか、作業は着々と進んでおります。冒頭にも記したとおり、この調子であれば7月中の試運転は間違いないと思いますので続報をお待ちください!!

 

実行者:小林 雅彦

リターン

5,000+システム利用料


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感謝のメールコース

●感謝のメール

●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(1名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
236
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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オリジナルポストカードコース

●オリジナルポストカード

●感謝のメール
●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(2名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
266
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

5,000+システム利用料


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感謝のメールコース

●感謝のメール

●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(1名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
236
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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オリジナルポストカードコース

●オリジナルポストカード

●感謝のメール
●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(2名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
266
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月
1 ~ 1/ 14


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