戦後復興の生き証人、九五式軽戦車改造ブルドーザーを次世代へ!

支援総額

18,330,000

目標金額 15,000,000円

支援者
783人
募集終了日
2024年4月26日

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2025年06月07日 16:11

「ハ号ブル」2025年5月の作業経過です♬

本来であればお披露目会のお知らせをしなくてはならない時期ですが、作業は順調に遅れつつ進んでおりますというお知らせになります。誠に申し訳ありませんが、そろそろ梅雨入りなので、お披露目会は梅雨明けにという流れで検討中です・・・開催日時のお知らせは今しばらくお待ちください。

 

それでは、O整備隊員による5月の整備報告をお楽しみください。

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塗りが仕上がって来ました。です。まあ!見違える姿に変化しての帰還です。今まで全体が錆に覆われた姿しか見ていないので、今は違和感満載ですが、これからはこのピカピカの姿がスタンダードとなります。

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あと、「これでもうすぐ完成ですね。」との激励の言葉は不要です。まだ、地味に時間の掛かる手入れの必要な、細かい部品が大量に残っています。「もう終わったと思っていやがる。教育してやれ!」で、手痛い反撃を喰らうパターンですね。大量のボルト・ナットの錆落とし、目立て作業が明日も続きます。

 

ゴテンバでコンクラベ。です。かの国ではコンクラーベで白い煙が出たそうで、先日何気無くテレビを見ていましたら、この白と黒の煙は、業界の準備した電気着火の発煙筒だそうで、スイッチをポチっとなすると、希望の色の発煙筒が着火して煙が出るそうです。昔は、投票用紙に藁を混ぜて白い煙を出していたのですが・・・。との説明付きでしたが、いまだに投票用紙を燃やしていると思っていた身としては、「ジジイの夢を壊すな!」と、憤懣やる方無いですが、状況を考慮したら、「ですよね~、そうなりますよね~」と言ったところですね。

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さて、御殿場の「根比べ」ですが、相変わらずの時短&地味作業継続中です。本日も、世の中のあらゆる汚れにまみれた大量の小部品を、洗浄→ブラスト→錆止め塗料の作業を延々と繰り返しております。御殿場のコンクラベでは、煙突(ブラストマシンの排気ダクト) からは、錆混じりの黒い煙しか出ないので、永遠に結論が出ないとの認識でよろしいでしょうか?。洗浄に使っている容器は、隊長が「捨てるって言ってたからもらって来た」の、どこかの家で天ぷらを揚げるのに使われていた物なのが素敵です。

 

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根比べ御殿場場所千秋楽。です。コンクラベが本日終了しました。根負けした担当者の耳の穴から白い煙が出た訳では無く、小部品の仕上げが、ペダル2本の錆止め塗装を残すのみとなったからです。

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次は組み立ての準備となる訳ですが、本日は、グリスニップルの付いているシャフトの整備も行います。まず、ニップルの破損が無いか確認します。壊れているニップルは、モ○タロさんから入手の新品に交換します。この新品ニップルは、スペーサーとして、ガスケットをかませたほうが収まりが良いです。

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シャフトの方は、内部のグリスの流路を手入れして、ニップルを付けてからグリスポンプでグリスアップします。グリスポンプのアダプターは、ボタン型ニップル用のアダプターが帰還ハ号用に入手済みだったのでスムーズに作業は進みました。

 

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コントロールリンケージアッセンブリー概ね完成。です。いつまでコンクラベってんだ!(何語?)との批判殺到を察知したわけではありませんが、本日コントロールASSYの組み立てが概ね完成しました。あとはグリスアップで完了です。組み立てに際しては、分解した時の事は当然覚えちゃいませんので(エッ?)都度撮り貯めているデジカメ画像を紐解きなが作業します。部品が一つも余らなかったので、ちゃんと組み立てられたと思います。

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この機会にチハ改のペダル(ほぼ残骸ですが)との比較をしてみました。チハ改のほうが後発だけあり互換性や操用性が向上している印象です。

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あと、エンジン部もファンベルトを新品に交換したりの整備が逐次進んでいます。

 

 

アフターコンクラベ実施中。です。コンクラベ終了の余韻冷めやらぬ中、怒涛の小部品処理は終焉したものの、組み立てに 向けた部品の確認・手入れを行っています。

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まず昨日組んだコントロールアッセンブリーのグリスアップを行います。そこで、一つ残らず組み付けたはずの部品のレバーが1ヶ所向きを間違えて組んだのを発見!。「しっかり確認して組みましょう」の、実演展示となりました。レバーの向きをしっかり修正してから、グリスアップを行いました。各シャフトの摺動部からグリスがブリブリ(お食事中の方すいません。)と出てくるのを確認しました。

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操向レバーが、左右で高さが異なる様に見えるのですが、過去に左側のみレバーの角度変更の加工を行った様ですが理由は不明です。付け根部分の角度は同じなので作動に問題は無いのですが、左右のレバーの高さが異なるのは違和感がありますが、慣れるしか無いようです。

 

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さらに、起動輪のセンターロックナットの手入れも行いましたが、右側キャップに「1445右」の刻印を発見、と言う事は、左側にも刻印が・・・と、サンドブラストを行いましたが、何故かほんの数ミリの刻印が一つあるのみ。

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2つ並べてみると、加工跡やら、シルエットが左右で異なります。どうやら、左側のキャップは、他車の部品の流用の様に感じますが、真相は闇の中です。元々しっかり締め込まれていたので、使用上問題は無いと言ったところです。

 

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整備隊長殿は屯田兵?。です。燕が飛び廻り、春の訪れを感じる季節となって来ますと、当工廠でも、隊長殿が「田んぼでトラクター乗ってくっから」と、出て行ったっきりしばらく姿を見ていません。気が付いたら「明日海に行ってくっから」と釣りにいったり、畑で野菜を収穫したりと、まあ屯田兵の鑑です。隊長殿が色んなものを狩り終わって復帰してくる日のために、組み立てに向けた部品の確認作業中ですが、やっと最近破損部品の修復等に取り掛かれる様になって来ました。

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本日は、操向ドラムのシューの吊り下げスプリング用のステーが2個中1個欠損しているため、溶接で修復します。割れて無くなっているプレートを鉄板から切り出して再生します。溶接職人の隊長殿が不在のため、わたくしが素人作業で行いました。「溶接なんか変じゃない?」なんて野暮な声は承っておりません。

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あとは、ベテランTさんの活躍で、PTOポンプの手入れやら、ミッション搭載のための前面板の取り外しを行いました。

 

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もしかしてパートツー。です。昨日からの続きで、操向ドラムの取り付けに取り掛かります。車体の定位置に慎重にセッティングして、「後はボルトを締めるだけ。」と思いきや、「終わったと思っていやがるな、教育してやるぜ!」でフランジの位置が全然合いません。

 

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もしかして組み立て時に取り付け角度を間違えてる?。はい、ご名答!。と言うか、良くみるとこの部分は、どの角度でも取り付けられる構造となっています。最初に合マークを打っておかないのが悪い、と言えばそれまでですが、できれば間違い防止、フールプルーフ、別な表現では「馬○対策」が欲しかったです。皇軍には、そんなタワケは存在せぬ。と言う事でしょうが、現実にここに存在する老人への「○鹿対策」は欲しかったですね。そんなこんなで、取り付け角度を修正して、本日は右側操向ドラムを仮置きして終了です。

 

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さらに、操向リンケージのドラム付近に付く部分の組み立ても行いました。今回も部品は余らなかったですが、最後の最後にキー(位置を固定する鉄片)が一つ見当たりません。分解の時は、あったような気もするし、最初から付いていなかった気もする・・・。要するに、覚えちゃいないと言う事。

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「キーが無ければ造れば良いではないかぇ~」との、「パンか無ければケーキを」の論理で鉄材を漁って見つけた鉄片を加工します。「俺、連日何をやっているのやら」と、ブルーな気持ちでヤスリを掛けていたらイビツな形に仕上がりましたが、しっかり機能しているのでこれでヨシとします。あとは、向きが間違えていなければいいな。間違いを見付けた方は、ご一報お願いいたします。

 

 

アメニモマケズ。です。本日は、時短作業&大雨と、一つも良いところが無い日ですが、贅沢は言っておれませんので、屋内(テント内に雨は吹き込んで来ますが、屋根はあります)でもできる作業を行いました。
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昨夕、外注整備品の作動油タンクが戻って来ました。中間連絡で「手こずってます」と言って来たほどの難作業だったので、あちこちに苦労の跡が見て取れます。「絶対直してやる!」との職人の気迫が感じられます。あとは、昨日仮置きした右側操向ドラムの本締めを行いました。
 
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さらに、銘板のベースプレートのサンドブラストの前作業として銘板を目の細かいサンドペーパーで軽く表面を磨いて見ました。こうすることにより銘板に記された文字が読み取れる場合があります。この作業、やり過ぎると肝心の文字まで消えてしまうので、慎重さが必要です。表面の劣化で判別し難かった文字が見て取れました。少し斜めにして見るのがコツです。下側の小さな銘板には、スリーダイヤモンドの模様が、上側の銘板からは、和昭?ああ!右側から読むんでしたね。昭和拾六年拾月製、「しょうわすてろくねんすてがつ?。」いやいや、「昭和16年10月製 相NO1444 ○ 相模陸軍造兵廠」の文字が微かに読み取れました。表面をクリヤー塗装する予定ですが、続きは天候の回復を待って行います。
 
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操向ドラムついに付きました。です。本日、ベテランTさんの活躍でついに左右の操向ドラムが付きました。この部品が付かないと他の作業が一向に進まない胆の部分ですので、これで周辺パーツがどんどん付けて行けます。
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本日はさらに、作動油タンクのプライマー塗装やら、エンジン室左側側面の防音材プレートの手入れに着手しました。
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このプレート内部には、綿らしきものが封入されているため、そのままの状態で洗浄すると、綿に洗い油がどんどん染み込んでしまうため、どうしたものかと思案中でしたが、急がば回れ、で分解して手入れする事としました。裏側の押さえの金網の取り付け状況を確認しながら分解し、洗い油で洗浄しました。
 
500156063_122158488980447002_7029681842901467700_n.jpgこのプレートの塗色も陸軍カーキでした。また、表側は真鍮メッシュで、裏側は鉄製の金網でした。今後行うプレート枠の一部腐蝕で欠損している部分の修復方法を思案しながら、サンドブラストや塗装を行います。
 
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それは大丈夫なんだ。です。本日久々の作業です。ベテランTさんとの2名体制で作業開始です。Tさんには、これまたずっと手付かず(放置)だった誘導輪の手入れ~取り付けをお願いしました。私なんぞがベテランに作業指示を出すのははなはだ恐縮至極なんですか、「誘導輪お願いします」の一言で、ベアリング洗浄、グリスアップ、組み立てまでどんどん進めてくれています。
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そんな中、Tさんから、ホイルベアリングが1個割れていて使用不能との連絡が、この期に及んでまたトラブルか~と、暗澹たる気持ちになりましたが、Tさん曰く「ベアリングは規格品なので番号さえ解れば注文できる」との事。無事な方のベアリングに刻まれてある番号を、午前中に会社出入りの部品屋にTEL注文したところ、在庫があったらしく午後には配達してくれました。全てがこうあって欲しいものですが、いまのところ、ベアリングのみの特例です。
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あとは、右側操向ドラムにブレーキシューを取り付けたり、リンケージの取り付けを逐次進めています。
 
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履帯が納品されました。です。本日、オーバーホールに出していた履帯の修理が完了し、納品されました。修理担当は、履帯と言えば南里(なんり)さん、南里さんと言えば履帯の、唯一無二の老舗、南里製作所様です。使用限界をとうに超過して使い倒された履帯、バラすと履板の修理は、伸びて起動輪と噛み合わなくなっている状態(いわゆるピッチが伸びている)の解消を主眼に、細かい事は南里さんに一任で依頼しました。運んで来てくれた工場長曰く、「いゃあ、物凄く硬くて、苦労して加工しました」との、大戦中の米軍の日本戦車の評価「履帯の材質は良い。他は・・・」を実際に再確認する機会となりました。
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修理内容としては、偏摩耗しているピン穴を削って、真円に加工して、そのサイズに合った履帯ピンを差し込むというまさにオーバーホール加工です。もちろん焼き入れ済みの新履帯ピンは、オリジナルより一回り太いものとなりました。また、各80枚づつの2個組状態に南里さん組み立ててくれました。両端の割りピンの曲げ方も、ハの字型に曲げた、オリジナル通りの曲げ方にしてもらいました。このように曲げるのも、大変でした。と仰っておられました。お疲れ様でした。この修理品に、英国から来たオリジナル中古品を組み合わせて、片側96枚のものを2つ作ります。オーバーホール品と、オリジナル品の繋ぎ目部分には、オリジナルピンが入る様に、スペーサー圧入済みです。
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その他、右側誘導輪の取り付けと、左側操向リンケージの取り付けも行いました。
 
 
コントロールレバーASSY付きました。です。今まで各部分ごとに分解整備を進めていた部品を車体に取り付けて行きます。
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定点カメラで撮影したとしたら何も動きが無い様に感じられる程の、1メートル四方のスペースにずっと同じ姿勢で組み立て作業をする地味に疲れる作業です。人間は、毎日数億個の脳細胞か死滅していくと聞いた事がありますが、もはや死滅する脳細胞も残っていない作業者が行う仕事ですので、唯一の頼りは、デジカメ様です。
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「へ~ここはこうなっているんだ~」とまるで初めて見る体で感心しながら画像検索するのですから、困ったものです。「何でこの部分の画像が無いんだ~」もお約束です。
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「割りピンは、売る程ありますっ!」と呟いたら炎上して、更迭されるかな?。
 
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あと、交換用のエアクリーナーエレメントも届きました。自動車部品の発注は、車検証データありきなので、「何だか古いイスズのエンジンのエアクリーナーお願い」と、部品屋に無理を言って、現物合わせでほぼ同じサイズのエレメントを探してもらいました。若干の手直しは必要そうですが、使用可能です。
 
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延伸延伸また延伸そして、オヂサン怒りの鉄拳。です。本日は、カメラマンのFさんが撮影に来訪されましたので、先日納品された履帯のラッピングを剥がしてみました。これで約80枚のロールです。繋がった履帯は、保管要領に悩むのですが、ロールにするのがベストな気がします。流石履帯専門業者の仕事だけあり、ナマシ鉄線を上手く使って綺麗に巻かれています。
 
500742689_122159223626447002_7462335349157296967_n.jpg修復作業としては、昨日の続きのリンケージ取り付けを行いました。サイドブレーキの駐止てこの作動確認を行いましたが、ブレーキペダルを踏んだ状態で固定するためには、若干の調整が必要でしたが、ロックできる状態になりました。操向ドラムのブレーキ調整を行ってから、最終的な調整を行う予定です。
 
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リンケージは、コントロールASSYの後方のエンジン換装時に魔改造された部分に着手です。アクセルリンケージ部分は、溶接破断箇所をボルト止めに改造したのですが、あらかじめ作っておいたプレートをボルト止めすれば完了とのつもりで組み立てたところ、レバーを動かすと、ある角度にきたら動きが固くなる状況を確認。取り付け角度の不良か?、シャフトの摺動面がシブイのか?と、色々トライ&エラーを繰り返しましたが解消しません。
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リンケージのシャフトを仔細に確認したところ、シャフトを延長するために繋げた溶接箇所の歪みが影響している事が判明、「浪費した時間を返せ!アチョ~(古っ!)」とハンマーで怒りの鉄槌を加えます。叩いては確認、叩いては確認、を繰り返して真っ直ぐに修正しました。その場に居合わせた代表から、「マイクロメーターで、曲がりを確認したら?」とアドバイスを頂きましたが、「老眼メーター」が真っ直ぐと判定しましたので、これでヨシとします。矯正して車体に組み付けたリンケージのスムーズな作動を確認して本日終了です。次の作業再開は29日となります。
 
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ミッション遂に搭載。です。各リンケージの取り付けも終わり、遂にミッションが搭載されました。取り外す時の、堆積した泥の中からマウントボルトを探し出して作業していた時に比べたら、アッと言う間に載っかりました。
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載せるのは手間要らずだったのですが、「家に帰るまでが遠足です」ならぬ、「割りピンを曲げるまでが取り付けです」と言うことで、案の定、手作り感満載のピン穴、刻線、そして今回、ナットに刻んである溝の加工も、工員の気まぐれ工作である事を発見!。ボルトとナットの相性を確認しながら取り付けます。
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ヤレヤレ。ミッションマウントのうち前側4本は、ボルトがベースプレートに溶接してあるのですが、そのうち3本が、「その角度に固定されたら割りピンが曲げにくいんですけど・・。」の困ったチャン。
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残りの1本は、刻線とピン穴がかなりズレている状態。昭和16年の三菱工場にタイムスリップして、「昭和百年の作業者が困っているから、あと15度ずらして固定しておくんなまし」と、懇願したい思いです。
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本日はベテランTさんに、上部転輪の手入れ~取り付けをお願いしていますが、こちらもセンターナットが過去の無茶な作業が災いして、ネジ山にかなりのダメージがあるのを確認して、現在対策を思案中です。明日は、ミッションと操向ドラムの結合を行います。
 
 
ジューン、by田中○衛。です。気が付けば間もなく6月です。まあ、 毎回毎回「間に合わネ~!」と騒いでいるので当然気が付いているのですが、季節の挨拶と言うことで。世が世なら、期日に間に合わなければ、責任を感じて自決する所ですが、現状、そんなことをしていたら命が幾つあっても足りませんので、シレッと作業を続けます。
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本日は、Tさんに引き続き上部転輪の取り付けをお願いしまして、問題のなかった左右後ろ側の取り付けが完了しました。左右前側は、破損箇所を修復しつつ組み立て作業中です。
 
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ミッションは、左右カップリングの結合作業ですが、僅か12本のボルトの取り付けに半日以上かかってしまいました。理由は、割りピン穴と溝付きナットの組み付けに苦労した事なのですが、分解時の微かな記憶では、そういえば割りピンが付いていなかった気が・・・
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カップリングの縁には、「1445右」のいつもの刻印が、この狭い場所に上手に打刻してある技術に感嘆しますが、「なのに、なぜボルトのピン穴が正確に開けられないのかっ!」ナンデナンデ~と謎が深まります。カップリング用のボルトナットは、「工員の気まぐれ溝ナット、不揃い穴のボルトを添えて」と、料理風に呼んでみても、煮ても焼いても食えなさそう。次の作業再開は、6月となります。
 
O整備士による5月のレポートは以上です!
6月に入り、もう少しでエンジン搭載という段階になっております。お披露目会は一か月前にお知らせるというお約束ですが、梅雨時期ということもあり開催日時の決定に頭を悩ませているところであります!いましばらくお時間を頂戴いたしますが、しっかりとした修復作業のため支援者様のご理解をいただきたく存じます。
 
実行者:小林 雅彦
 
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この2台の隣に「ハ号ブル」が並ぶ日はもうすぐです。そして、作業完了と同時に、お次は「新砲塔チハ」の修復作業が始まります!!こちらの修復作業はマンスリーサポーター様のご支援で実行されます!是非ともマンスリーサポーターへのご登録をお願いいたしますm(__)m
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リターン

5,000+システム利用料


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感謝のメールコース

●感謝のメール

●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(1名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
236
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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オリジナルポストカードコース

●オリジナルポストカード

●感謝のメール
●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(2名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
266
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

5,000+システム利用料


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感謝のメールコース

●感謝のメール

●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(1名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
236
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

10,000+システム利用料


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オリジナルポストカードコース

●オリジナルポストカード

●感謝のメール
●修復・調査作業の様子を活動報告でご報告
●お披露目会ご招待(2名様)

【お披露目会ご招待】
会場:御殿場市内の博物館建設候補地
実施日程:2025年5月(GW明け)の日・祝で実施を予定
詳細のご連絡時期:開催1ヶ月前まで
会場までの交通費・宿泊費はご負担ください。小さなお子様は保護者の方が必ず手を繋いで安全上の管理の上ご参加ください。

申込数
266
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月
1 ~ 1/ 14


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