応援メッセージ6　片岡一樹さん（尼崎市立ユース交流センターセンター長）

『尼崎には質のいい大人もいるから』 これは尼崎市で校則について悩み、学校と対立して不登校になった中学生の言葉です。 自分の声は届かないとユースセンターにやってきました。 彼の声を聴いてほしいとユースセンターで一緒に活動をスタートしました。

市に政策提言し、学校にも訪問し、地域の方（市職員、教育委員、弁護士、市議会議員など）にもたくさん会いに行きました。 そんな彼が、中学校卒業時に発したのがこの言葉です。 若者たちが生きる社会は時代とともに変化し、 より多様化・複雑化してきていると感じています。

ユースセンターは、そんな若者と繋がりをもち、社会と繋がっていく場だと思っています。 若者のやりたいことに口を出すのではなく、純粋に応援できるのか？ 大人たちが今、試されているのではないでしょうか。 「自分の過ごすまちに質のいい大人はいるのか？」 この痛烈な問いに、大人たちは答えを求められています。 ユースセンターは若者たちのやりたいが集まる原点です。 そんな場所を一緒につくる”質のいい大人たち”がたくさんいることを願っています。

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のむたいより

片岡さんとの出会いは、今から2年前の2021年、尼崎で行われた「全国高校生まちづくりサミット」でした。そのときはイベントの裏方としてがっつり支えられていましたのであまりお話することもできませんでしたが、翌年、愛媛県西予市野村町で行われたサミットでは、夜遅くまでお酒を飲んだり、我が岡山の高校生のよき相談相手になってもらったり、、。ユースセンターとはユースワークとは何か、を尼崎のセンターの運営を通じ、実践の中から示されています。

12月17日、奉還町ユースセンター1周年記念イベントでは基調講演の講師としてもお招きしています。片岡さんのユースワーク愛に直接触れたい方はぜひ、12月の奉還町イベントにもお越しください。