命の最後の砦

先日病院に緊急搬送した瀕死の猫ちゃん

昨日の朝、病院から亡くなったと連絡がきました。

後肢、骨盤骨折だけでなく、背中の皮膚がずるっと剥けてしまって

腎不全も末期状態でした。

空腹で餓え彷徨い

何とか生き延びて

体は病気に蝕まれ

だるさの中で歩き

車に乗りあげられるように轢かれたのでしょう。

骨が砕け

皮膚がずる剥け

なんと哀れな生涯なんでしょう。

野良猫と言う生き方を

いまだに自由でいいと言う人がいるならば

この子の姿を目を背けず見て欲しい。

亡くなる前の日

チュールを食べたそうです。

看護士さんにあげちゃんと名前をつけてもらって

チュールは美味しかったのかな。

持ち直せたかと喜んだのに

あげちゃんは逝ってしまいました。

彩の猫は

命の最後の砦になると決めて

行政機関に収容された負傷猫、衰弱した猫の引き取りをしています。

砦にいる命には

胸を押しつぶすような哀しみがつきまいます。

ボランティアさんたちも何度も心が折れて

辛いばかりの活動になっていきます。

私には慰める言葉が見つけられなくて

泣きながらでも歩こう

私たちか泣いている間も息絶えていく命があるから…

としか言えない。


不幸な命を生ませないため避妊去勢手術を推進していく事が必要です。

でも今を生きる命に必要なのは救い。

目に留まらず、痩せ細った体で寒さに凍え、息絶えていく命がたくさをある。

こぼれ落ちていく命を守りたい。

命を抱き上げ保護して

それだけじゃたくさんの命を救えない。

保護に不可欠な医療

動物愛護病院を

病院に連れて行ってもらえないような命のために作りたい。

医療と言う愛護の手で助けたい。

そのために今回のクラウドファンディングに挑戦しています。


どうかお力を貸してください。