メッセージリレー＃1こぼれ落ちていく命への想い　

一般社団法人彩の猫　理事の中です。

　

私は彩の猫の活動の一つ、「殺処分されやすい負傷猫、高齢猫、病気の猫を優先的に引き取り命を繋ぐ」ことをやるために活動に携わってきました。

 

先はあまり長くないであろう命。

 

過酷な環境の中でただ懸命に生きてきた命。

 

そういう猫たちが最期を迎えるその時まで、

家庭の中で食べて、日向ぼっこをして

遊んで、安心して眠る、ただ穏やかなだけの生活をさせてあげたいと思い保護猫の終生預かりを始めました。

 

そして今、こういう猫たちのために充実した医療提供ができることを心から望んでいます。

 

行政機関に瀕死の猫を迎えに行った時、猫たちが痛みと苦しみにじっと耐えている様子と

それを見守る職員さんたちの悲しい表情を見ました。

 

例え完治しなくても、助かってほしい。

何としても生きてほしい。

こんな猫たちに最後まで穏やかに過ごす日々をあげたい。

　

そして何よりも早く痛みと苦しみから救い出してあげたい。

底辺にいる命。

見捨てられていく命。

そんな命を繋ぐために医療提供ができる病院を心から望みます。

 

今回のクラウドファンディングで目標を達成することができましたら、その医療提供に必要なレントゲンを購入することができます。

皆様、お力を貸してください。

 

最後になりますが、こういう活動をしていますと、辛い別れがあります。

それは何回経験しても慣れることはありません。

でも「泣きながらでも歩く」と言った代表理事の言葉を胸に

亡くなった子たちのためにも私は彩の猫の目指す道を歩いていこうと思っています。