マラナタハウス　退所後生活が行き詰まってしまった若者への伴走

 

自立援助ホーム マラナ・タ ハウスの助成事業を紹介します。

 

マラナ・タ ハウスは、ホーム退所後に生活が行き詰まってしまった若者への伴走支援に助成を行いました。

当面の住居費用や病院への付き添いなどの支援を行い、生活の立て直しに向けてサポートしています。

・助成事業の概要
施設退所後にアパートでの一人暮らしを始めものの、仕事を解雇され、家はゴミ屋敷となり、借金も抱えていた対象者への伴走支援をおこないました。

 

施設で借りているアパートへの入居費用や、精神科も含めた病院への受診にともなう費用、就労のためにかかる費用などに助成金を活用し、生活基盤の立て直しをするためのサポートをおこないました。

 

・助成事業の成果
当初は生活保護を受給することや障害者雇用で働くことを拒否していましたが、医療機関での検査や医師との面談を重ねるなかで自身の障がいを受容できるようになりました。

 

今後は障害者職業センター、障害者就労・支援センターの支援のもと訓練をおこない、社会に再出発する準備を進めます。生活に関しては、生活福祉課のワーカー、訪問看護ステーションの看護師と協力しながら支援を続けていきます。

支援している若者と連絡がとれなくなったり、ごみ屋敷になったりしたアパートの掃除をするなどと、支援者の皆さんが、しっかりと寄り添っています。

自分たちの支援が途切れてしまうと、犯罪を起こして捕まる可能性が高くなる、または自死してしまうのではないかと心配していることが若者にも伝わると良いですね。

 

 

○若者おうえん基金SNS
・Facebook：https://www.facebook.com/wakamonoSN
・Twitter：https://twitter.com/wakamono_sp
・You Tube：https://www.youtube.com/channel/UCEsrWKq1zKWl7X6NtKsNEfQ
・HP：https://wakamono-support.net