【サンプルQA＜その3＞】「おとな野鳥相談コース」って？

今回のクラウドファンディングでは、50万円のご寄付のリターン（返礼品）として、特別な「おとな野鳥相談コース」を用意しています。

 

日本野鳥の会の上田恵介会長が、お申込者の方からの質問になんでもお答えするコースなのですが、何を聞いていいの？どんな答えが返ってくるの？と悩まれる方のために、例えばこんな質問にはこんな回答が返ってきます、というサンプルQAを、3回に分けてご紹介します。

 

サンプルQA＜その1＞はコチラ。

サンプルQA＜その2＞はコチラ。

今回は最後のサンプルQA＜その3＞。ではいってみましょう！

 

 

━━━ サンプルQA （その3）━━━━━━━━━━━━━

 

 

 どうやったら鳥の気持ちがわかるの？

 

人間には鳥の気持ちはわかりません。けれど鳥にも嫌なことや、心地よいことがあるので、じっくり付き合ってみて、鳥が何を欲しているのか、どういうことをすれば喜んでくれるか、しっかり観察して見極めることです。オウムやインコは頭がよく、遊びも好きなので、いろいろ面白い発見があると思います。

 

※ 当会職員には鳥の気持ちが理解できた！と感じた瞬間もあったようです。

 

 

 

 野生の鳥にも雑種がいて驚きました（※1）。彼らは相手が別の種であるとわかったうえで、つがいになるの？

 

　

たぶん、間違いです。雑種ができるのは元々近縁の種（※2）なので、間違いが生じるのだと思います。

 

※1：雑種はカモ類に多く見られます。

※2：生物の分類で近い関係にある種のこと。

 

 

 

 絶滅した鳥って、復活させられるの？

 

技術的な話に限って言えば、完全な復活はできないけれど、遺伝子組み替え技術を用いて、近縁種の遺伝子に絶滅種のDNAを徐々に組み込んでいって、累代飼育して選抜を重ねていけば、少しは絶滅種に近い鳥ができてくると思います。まあ、「そんなことしてなんの意味があるんや」と言われそうです。

絶滅種の復活を考えるより、人間の活動の影響で種を絶滅させないことが大事です。

 

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以上、全3回にわたってサンプルQAをお届けしました。

 

「おとな野鳥相談コース」は、今回のクラウドファンディングのためにご用意した、50万円のご寄付のリターン（返礼品）となります。

多額の寄付のお願いとなり恐縮ですが、自然保護活動へのご支援とともに、野鳥の科学に親しみ、理解を深める機会と考えていただければと願っています。

 

上田恵介会長と職員共々、「おとな野鳥相談コース」で、皆様と楽しく刺激的な野鳥トークができることを楽しみにお待ちしています。