
寄付総額
目標金額 3,500,000円
- 寄付者
- 480人
- 募集終了日
- 2022年9月30日
ナホトカ号重油流出事故を振り返る
人間が引き起こす海洋汚染の中でも、貨物船から流出した重油による汚染は、海鳥をはじめ生態系全体に取り返しのつかない被害をもたらし、その後何十年も環境に影響を及ぼします。
今回は、カンムリウミスズメの被害も報告された過去の重油流出事故を、当時のレンジャーが振り返ります。人間の行動が生態系に与える影響の大きさについて、一緒に考えていただけたらと願っています。
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ロシア船籍タンカー「ナホトカ号」からの重油流出事故は、1997年1月2日未明、島根県隠岐島沖の日本海で発生しました。1300羽以上の水鳥の被害が出るなど鳥類保護上、非常に大きな問題となりました。
日本野鳥の会は、野生動物救護獣医師協会など関係団体と油汚染海鳥被害委員会を立ち上げ、その事務局を担いました。私は当時、加賀市からの委託を受け、加賀市鴨池観察館のレンジャーとして石川県にいました。観察館から石川県に最初に重油が流れ着いた片野海岸までは目と鼻の先です。海岸には、重油が押し寄せ油まみれのウミスズメなどが発見されました。

※油で汚染された海岸を清掃するボランティア

※重油洗浄後のウミスズメ
地元行政をはじめ、日本野鳥の会 石川などの関係者により、救護活動が行われました。しかし、日本海側の海岸はほぼ重油で汚染され、救護した水鳥の放鳥ができません。そこで考えたのが、日本野鳥の会の直営施設のあるウトナイ湖サンクチュアリのレンジャーが、太平洋側の勇払海岸で放鳥する案です。関係者の了解を取り、石川県と福井県で救護された水鳥を全日空の好意で小松空港から千歳空港に運び、レンジャーが受け取るなどの救護活動がくり広げられました。
その後、環境省による水鳥救護研修センターの設置や、タンカーの船底の二重化など、関係各方面で対策が取られてきました。しかし、2020年7月26日にもモーリシャス沖の重油流出事故が発生したように、海洋の油汚染は今なお絶えることはありません。
(大畑孝二/日本野鳥の会施設運営支援室室長/加賀市鴨池観察館元チーフレンジャー)
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