長崎大学チームがカンムリウミスズメの繁殖地を新たに確認！

私たち日本野鳥の会のクラウドファンディングを応援してくださり、

福岡県の烏帽子島では協力して活動している長崎大学の山口典之さんのグループが、

カンムリウミスズメの繁殖地を新たに確認されました！

4月3日にはNHK長崎放送局のニュースでも放送され、

ウェブ上で見られますのでご紹介いたします。

▼長崎の母子島 絶滅危惧種「カンムリウミスズメ」の繁殖地に（NHK NEWS WEB）

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240403/5030020463.html

彼らの繁殖地の多くでも繁殖環境が悪化しているため、

これまで知られていなかった繁殖地を発見し適切に守っていくことは、

カンムリウミスズメの保護を進める上で非常に重要なことです。

実は私たちも絶対に繁殖しているという確信のもと、

これまで繁殖が確認されていない島で何年も巣を探しているのですが、

いまだに確認できていません...。

▼長崎大学プレスリリース（PDFファイル）

https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/guidance/kouhou/press/pdf/481file1_20240401102306.pdf

▼論文（PDFファイル※英文）

http://www.marineornithology.org/article?rn=1555

（田尻浩伸／自然保護室室長）