復旧・復興はこれから本格化。続く支援団体間ネットワーク会議

2月26日に発生した大船渡市の山林火災は、12日目となる3月10日、全地域で避難指示が解除されましたが、引き続き市内2カ所の避難所に60人が避難しています。避難所以外にも130人以上が親戚や知人宅などで避難し、これから仮設住宅やみなし仮設での生活を余儀なくされています。地域のつながりを維持しながら生活を再建していくことが大きな課題で、被災した地域の復旧・復興はまさにこれからです。

3月21日夕方、「支援団体間ネットワーク会議（主催：いわてNPO災害支援ネットワーク）」が市内で開催され、被災地周辺で活動する支援団体や社会福祉協議会、行政の関係者などが集まりました。この会議は、支援団体間の情報共有を進め、支援の重複や漏れを防ぐために実施されるもので、この日は約15団体・組織が参加。それぞれの活動状況を報告するとともに、今後の課題やニーズなどについて意見交換を行いました。

Civic Forceスタッフも参加し、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”など他の支援団体とともに、集約化された避難所のサポートを続けていることなどを報告しました。

Civic Forceは引き続き野菜ジュースやイチゴ、みかんなど避難所での栄養不足を補えるような物資を届けながら被災した皆さんのニーズを確認しています。また、少しでもほっとした時間を過ごしてもらえるよう、本日22日午後、避難所となっている綾姫ホールで開催される「お茶っこ会」のお手伝いをさせていただく予定です。