🐻都市にクマ！？野生動物と共に生きる未来を考える一冊📘

🐾ご支援ありがとうございます──“学び”が支える自然との共生

クラウドファンディングへのあたたかい応援、誠にありがとうございます。
皆さまからのご支援は、ヤマネをはじめとする森のいきものたちの未来に向けて、確かな力となって届いています。

現在、目標達成まであともう一歩というところまで来ました。
引き続き、さらなるご支援・応援の輪を広げていただけますと大変心強いです。

 

📖 自然を守るための“学び”の一歩として

 

自然と共に生きるためには、「気づき」や「学び」から始めることが大切かもしれません。

近年、私たちの暮らす都市にもクマやシカ、アライグマ、タヌキ、コウモリなど、さまざまな野生動物が姿を見せるようになりました。

彼らは「山から降りてきた存在」ではなく、都市の環境の一部として、ともに生きようとしているのかもしれません。

 

アメリカでの人と動物のかかわりについて、歴史的背景や深い考察とともに紐解いていく──
そんな視点を与えてくれる一冊をご紹介します。

 

そして、この翻訳には、ヤマネ・いきもの研究所の理事であり、環境科学や生物教育に長年携わってきた森田哲夫先生（宮崎大学名誉教授）が共訳者として参加しています。

 

📚書籍紹介

『都市に侵入する獣たち──クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系』
著：ピーター・アラゴナ　カリフォルニア大学サンタバーバラ校 環境科学者

 

本書では、都市がなぜ野生動物のすみかになったのかを、科学的かつ歴史的な視点からひもといていきます。

21世紀の都市で、人と動物がどう共に生きていくか──そのヒントが詰まった一冊です。

 

 

 

『都市に侵入する獣たち──クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系』
発行：築地書館
ピーター・アラゴナ［著］
川道美枝子＋森田哲夫＋細井栄嗣＋正木美佳［訳］
2,700円+税
四六判上製　312頁
2024年3月刊行
ISBN978-4-8067-1662-4
作品ページ：https://tinyurl.com/28akyn55

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この本を通じて、「人といきものが共に生きるってどういうことだろう？」とあらためて立ち止まって考える、そんなひとときが生まれたらうれしく思います。

 

🐾「学び」と「出会い」が生まれる場──ヤマネ・サイエンスカフェ in 京都

 

今年の初め、京都の法然院にて昨年の「クラウドファンディングありがとう企画」として実施したイベント「ヤマネ・サイエンスカフェ in 京都」では、森田先生をはじめ、生物研究の第一線で活躍する研究者たちが登壇しました。

 

森田先生はこの場で、「ヤマネの冬眠の謎」について講演。
小型哺乳類の生存戦略における「休眠」の重要性に、長年の研究を通じて光を当ててきました。