次の日本代表は“うちの子”|日本初・若手選手の欧州挑戦プロジェクト
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支援総額

4,086,000

目標金額 50,000,000円

支援者
218人
募集終了日
2024年5月15日

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2024年04月25日 17:30

武田英二郎コラムvol.3┃「文化としてのサッカー」の違い

日本と欧州のサッカーの違いというテーマでコラムを書かせていただきましたが、読んでいただいたみなさんありがとうございます!

 

どうでしたか?面白いと思って読んでもらえていたら嬉しいです。

 

前回サッカーの違いが思ったより長くなった上に、イギリスの文化っぽい話も少ししてしまったので、できるだけ内容が被らないようにそして長くなりすぎないように「サッカー文化の違い」について書いていきます。

 

日本と欧州の「サッカー文化」の違いについて

イギリスと日本の「サッカーの文化」には相当な差があると思います。

 

これは長い年月で築かれてきたものだから仕方ないと思いますが、「サッカーの違い」以上に「サッカー文化の違い」の方に大きな差があると思います。

 

まず、日本と欧州ではサッカーの露出の量と、一般の人への認知度が違いすぎます。

 

週末はテレビをつければ絶対にサッカーを放送しています。

週末にサッカーを見ずに過ごすのが不可能なくらい放送が多いです。

 

日本で多くの人たちが有名な芸能人を知っているのと同じ感覚で、イギリス人は有名なサッカー選手を知っています。

 

好き嫌いもあるけど、興味があるないに関係なくみんなが知っていて、常にテレビの中心にいて、成功の象徴というか、みんなが潜在的にかっこいいと思って憧れてるのがイギリスのサッカー選手というイメージです。

 

なのでイギリスの子供達はサッカー選手に憧れます。

そして、子供はほぼ確実に好きなチームがあります。

サッカーをやってない子でもとりあえず好きなチームは決めておきます。

週明けは、そのチームの結果次第でクラスでイジられたりします。

好きなチームが勝ったら少し威張れます。

 

ちなみに僕がイギリスにいた時はマンチェスターユナイテッドが最強の時だったので、ユナイテッドのサポーターは『Glory hunter』(「栄光狙い野郎」的な意味)と呼ばれて、その他のチームのサポーター全員から敵扱いされていました。

 

日本で言うと、昔のプロ野球の読売巨人軍みたいな感じでしょうか。

 

要は、そのくらいサッカーが全ての中心にあるということです。

 

さらにサッカーが本当に好きな子にとっては、私服で一番オシャレでかっこいいのは自分の好きなチームのユニホーム。

 

 

おもちゃで欲しいものは選手のフィギュア。

ポケモンや遊戯王のカードゲームよりも、サッカー選手のシールを集めることが楽しみでした。

※このサッカー選手のシールはめちゃくちゃ面白いので最後に説明を加えました。

 

誕生日やイベントで親におねだりするのも絶対にサッカー関係でした。

 

試合をスタジアムに見にいけるとなると本当に超1大イベントです。

 

とにかくサッカーが本当に生活の一部として存在しているんですよ。

 

パブ(ご飯の食べれるイギリスの伝統的な飲み屋)に入れば、週末は店内でサッカーの放送が流れているし、大の大人がいたるところで戦術や選手起用について真剣に議論しているんですよ。

 

もちろん全員ではないですが、日本とはサッカーに関心のある人の母数が違いすぎるんです。

 

日本では週明けにJリーグの結果が学校や会社で話題の中心になることは少ないでしょうし、例えなったとしても代表戦くらいですよね。

 

Jリーグの選手のフィギュアなんてほとんど売ってないですし、地上波でサッカー専門番組も今はほとんどなくなってますよね。

 

この「サッカー文化」の違いは本当に大きいと思います。

 

多分、イギリスで今から漫画文化を流行らそうとしても、日本の漫画文化を超えるのって不可能だと思うんですよ。イギリスにも漫画に興味を持ってる人はたくさんいると思うし、これからさらに増えていくとは思うけど、日本の漫画文化は超えられないんです。

 

歴史や認知度が違いすぎるから。

 

こんな感じでイギリスのサッカー文化を日本のサッカー文化が超すのは今の時点ではとてもハードルが高いことだと思います。

 

地元のサッカーチームについて

地元のサッカーチームの文化も少し違います。

 

これは僕が入っていたチームとそのリーグの話なので、他の地域では違うかもしれないのですが、日本とは仕組みが違くて、今考えると面白かったなと思います。

 

僕は学校の友達に誘われて、誰でも入ることができる地元の、「Oakway FC」という普通のチームに所属していました。

 

練習は平日1回と土日に試合という感じです。

ここまでは日本と同じですね。

 

ただ、試合の形式が日本と違っていました。

 

日本だと、大きな大会があってそれに向かって努力していく感じですよね。

大会がない時期は練習試合だったり、合宿にいってチーム強化をする。

大会のない時期が長くて、公式戦自体は少ないのかなと思います。

 

イギリスは全然仕組みが違いました。(少なくとも僕のチームは。)大きな全国大会のようなものは目指さなかった代わりに、チームが所属している州のリーグが毎週あります。

 

毎週公式戦です。

それもホームとアウェーで1回ずつ対戦するプロみたいな仕組みです。

 

正確に何チームがリーグに所属していたかとか、時期がいつだったとかは覚えてないんですが、仕組みとしてはプロと同じ感じでした。

 

なので、同じ相手には2回は負けられないぞとか、ホームでの試合は負けられないぞみたいな雰囲気はありました。

 

面白くないですか?

今はホームとアウェーの話をしましたが、小学生なのに各チームに自分達のホームグランドがあるんですよ!

 

もちろんプロの選手のようなスタジアムではないし、観客席とかがあるわけではありません。

でも、自分達のホームゲームで必ず使う公園があります。

仕組みとしてワクワクしますよね。

 

ちなみにOakway FCのホームグランドの名前は『Pound Lane』でした。

 

25年経ってもグランドの名前を忘れませんし、チームメイトの間では当時なんとなくこの公園に誇りを持っていました。

そしてもう一つ日本と違うのはこのチームは小学校を卒業したら終わりではないということ。

 

実はしっかり大人のカテゴリーまでチームがあるんです。

その大人のカテゴリーも同じくリーグ戦に入っていて、毎週リーグを戦ってるんですよ。

 

別にプロでもなんでもないし、環境がいいわけではないんですけど、みんなサッカーが好きで、やりたいんですよ。戦いたいんです。

 

この週末に行うリーグをSunday Leagueと呼ぶんですが、ぜひSNSなどで、#sundayleagueと検索してみてください。たくさん投稿があると思います。

 

公園のグチャグチャのピッチで、お腹の出た太ったおじさん達が削りあいをしてるので。

 

ザ・イギリスです。最高です。

 

僕が「日本サッカーと欧州サッカーの違い」で語っていた、イギリス人の戦うサッカーが映像としてたくさん見れるので、ぜひチェックしてみてください!

 

毎年シーズンが終わった後には、Oakwayの全カテゴリーが集まって表彰式みたいなものがあった記憶もあります。

 

そこでは色々な賞があったのですが(得点王、最優秀選手など)何かしらの形で表彰されるのが1つの大きな目標でした。

 

イギリスの全てのチームがここまでしっかりしているかはわかりませんが、こうやってそれぞれのチームが、チーム規模や強弱に関係なく、そのチームの歴史や文化やチーム愛を大切にしているのが感じられますよね。

 

まさにサッカーが文化として根付いているなと感じます。

 

こんな感じで、日本と欧州に根付いているサッカー文化の差は大きいかなと思います。

 

どうやったら追いつけるかなとたまに考えますが、追いつくのが想像できません。

そもそも25年前で既にこのシステムが当たり前に出来上がっていたということがすごいですよね。

 

日本には他のどことも被らない独自の素晴らしい文化がありますが、その中でサッカーの存在はまだまだ小さいなと感じています。

 

僕自身、一サッカー人としてもっともっと一般の人にもサッカーが認知され、さらに人気が出ればいいなと思っています。

 

 

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※サッカー選手のシールアルバムについてvol.1で紹介したサッカー選手のシールアルバムについて補足します。

 

1パック6枚入りくらいで、スーパーやコンビニのレジの横に必ず置いてある選手シールです。

(日本のカードゲームがコンビニのレジ付近に置いてある感覚です)

 

1パック100円くらいなので、武田家では毎週月曜日に兄と僕1パックずつ買ってもらってました。

 

日本の選手名鑑のようなイメージですが、最初は全てが空いてます。

そこに当たったシールを貼っていきます。

全選手の顔写真以外に、キラカード、スタジアムカード、ユニホームカードなどがあり、全てのシールを集めるのにみんなめちゃくちゃ頑張ってました。

 

ダブったシールは学校で友達のダブったシールと交換したりして、全クリを目指してました。

僕は確か96年と97年のアルバムを全クリしたと思います。

 

当時のアルバムはYouTubeでMerlinʼs Premier League 97 Stickersって入れれば見れると思います。

調べてみたら、このシールは現在もあるみたいですね。

 

今はPaniniʼs Premier League Stickersになってますね。

しかも現在は、表紙に三苫薫選手がいます。

 

ここに日本人選手がいるなんて当時は想像もできませんでした。

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今回もお読みいただき、ありがとうございました。

以前の記事はこちらから↓↓

武田英二郎コラム┃日本と欧州のサッカーの違い vol.1

 

武田英二郎コラム┃日本と欧州のサッカーの違い vol.2

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