変わる家族の姿勢

放課後等ディサービス　ブルーワンの片山夕香さんからメッセージが

届きました。

2021年度「水の記憶」から会場としてお世話になってきました。

私自身が多感覚演劇を初めて見たとき、
障害のある、なしに関わらず楽しめる【演劇】というものに、
度肝を抜かれました。

障害児を抱える家庭に、ぜひ多感覚演劇を体験をしてもらいたいと考え、
周囲に劇団の良さをプレゼンしました。

＜初年度＞
「うちの子、迷惑をかけてしまうから…」
「じっとしていられないから…」
「演劇なんて、内容の理解ができると思えないから…」

丁寧に劇団の良さを伝え、「何かあっても、フォローしますから！」と、
家族を後押しし、多感覚演劇を見ていただきました。

＜2年目～＞
「今年の演目はなんですか？」
「今年はどんな服装で参加しようかな？ドレスコードを教えてください」
「今年は下の子を連れていきますね」

一度参加してしまえば、劇を見に行く家族の姿勢が変わり、
子どもたちは演劇を見にくることをとても楽しみにし、
障害のある子どもと家族が一緒に楽しめる場が出来上がりました。

多感覚演劇は、子どもたちに対するインクルーシブ支援や地域交流を叶えます。
今後もこの素敵な活動が継続していけることを願い、応援いたします。

片山夕香

特定非営利活動法人海と空