実りの秋、たまり家の工事も実りつつ

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺――たまり家でも季節の移ろいを感じながら活動が進んでいます。

9月28日（日）、地域の方々と松下ゼミ生が力を合わせ、床板貼り＆草刈り・草取りを行いました。少しずつ古民家が整い、みんなが集える場所へと近づいています。

今回は、たまり家の北側の台所部屋で床板貼りを行いました。
北側の床下はやはり傷みがあり、下地合板を貼るだけで済むはずの工事も床下材の補修が必要となり思った以上に時間がかかりました。

さらに、将来ここに厨房器具を置くことを想定し、「この仕切りはいらないよね」と動線をよくするために仕切り板を取り壊す作業も行いました。一見すんなり進むはずの工事も、実際は思った以上に時間と手間がかかりましたが、ゼミ生のみなさんが力を合わせて進めてくれました。

ゼミ生のみなさん、大変お疲れさまでした！

また、ひと月前に刈った草もすっかり伸びて、地域の皆さんが丹念に草取りをしてくださいました。古民家を維持・管理していく大変さを改めて実感する一日でもありました。

皆さまのご支援のおかげで、ここまで来ることができました。床板貼りの完了まで、あともう一息です。どうぞこれからも見守っていただければと思います。