ベンチプレスとわたし。

ベンチプレスはもともとスクワットをやってるところを見ていた 市営ジムの会員の方がやり方を教えてくれました

 

当初は 正しいフォームもわからず完全に腕ベンチだったので 特に楽しさも見出せずなんとなく 惰性でやっていました。

 

パワーリフターとして3種 やるようになっていても正直 記録はあまり伸びていなかったのでスクワットとデッドリフトの記録の足を引っ張らないように という理由でベンチプレスに取り組んでいました。

ベンチプレスにこれと言って愛はありませんでした。

 

転機が訪れたのは パワーリフター 2年目の春のことでした。

当時仲の良かったベンチプレッサーの選手から

「かずささん、標準記録を取って一緒にJCB（ジャパンクラシックベンチプレス選手権）に一緒に出ましょう！」

と、誘われたことでした。

 

今まで考えたことがなかった、ベンチプレスの全国大会。

あと５キロあげられたら標準記録をクリアできることに言われて初めて気づきました。

お荷物になっているのではと思い頑張っていたベンチプレスが、その時に初めて一つの競技として輝いた瞬間でした。

 

しっかり一つの競技としてベンチプレスに打ち込んだら身体つきが顕著に変わりました。

 

大胸筋と腕が明らかに大きくなり、お気に入りだった被り物のトップスで脱げないものが出てきました。

脱ぐたびに繊維がプチッと鳴るので季節が変わったタイミングで手放しました。

 

職場のポロシャツも元々産後太りで着ていたXLをＭに変えたのに腕周りがまたきつくなってきました。

でも腕が太いのはカッコイイのでちょっとキツイですがそのまま。

 

身体が変わってきたので記録も伸びました。

特に当時話題になったJCBから初お披露目となった新型エレイコとの相性が抜群だったので大会当日の調子がかなり良く３試技成功し、好成績をおさめることができました。

 

未だに自分のフォームが確立できてなくて、発展途上のベンチプレスですが逆にまだ伸びるという期待を込めて取り組んでいます。

 

「ベンチプレッサーとしても通用するパワーリフターになりたい」

生意気ではありますがこの目標を掲げて１年経ちました。

今後もこの目標に恥じない試技をしていきたいです。

 

かずさ