世界初、レーザ視覚支援機器を盲学校に届けたい!

支援総額

5,252,000

目標金額 5,000,000円

支援者
211人
募集終了日
2022年2月12日

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2022年01月18日 12:55

Maxwell視でデジタル画像を見る方法:レーザ

 昨日の新着情報でデジタルディスプレイ(例えば液晶)を使ってMaxwell視で映像を見る方法をご紹介しました。これは実は、丸めた指の隙間を通して目の前の液晶画面をみることと、本質的には同じでした。

 レーザを用いてMaxwell視で映像を見るための基本的な光学配置を、図1に示します。液晶の場合と同様に、二つの凸レンズがあります。レーザの場合は左側の凸レンズの手前に2次元の走査デバイス(例えば、MEMSミラーと呼ばれるもの)を置きます。そして、その走査デバイスにレーザ光を入射して、二つの凸レンズとミラーによって瞳孔に収束させ、2次元画像をレーザビームスポットの集合として網膜上で走査します(図の例はラスタースキャンと呼ばれます)。

 このレーザは赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つのレーザ光を一本にまとめて平行ビームにしたものです。赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)は光の三原色と呼ばれていて、この3つの光の強度を変えることによって、人間が見る色(黄色とかグレーとか)を再現できます。画像ソース(Digital Image Source)に接続された画像プロセッサ(Image Processer)からのビデオ信号に従って、コントローラ(Controller)内部のRGBレーザ光源(RGB Combiner)の色ごとの強度を変調します。変調されたレーザビーム(Modulated RGB laser beam)は、レーザ光強度と同期した走査デバイスを使用して、2次元で走査されます。

 図  RGBレーザを用いたMaxwell視でデジタル画像を見る方法 

 

 網膜はレーザプロジェクターのスクリーンとして機能します。レーザビームが瞳孔経と比較して十分に細い場合、眼の焦点機能や焦点位置に依存せず鮮明な画像となります。

 レーザを使うメリットは、次のとおりです:

1.平行して伝播する単色のレーザ光を使っているので、収差を大幅に回避して、高い解像度を実現できる。

2.RGBレーザ光を用いることで高い色再現性を実現できる。

3.レーザの光が無駄なく網膜に到達するので、本質的に低電力である。

4.半導体(レーザとMEMSのこと)とガラスレンズと電子回路だけを用いるので、本質的に小型、軽量、低コストである。

5.レーザビームの直径と発散角をパラメータにして、分解能とフリーフォーカス特性を最適化できる。

6.走査デバイスの走査角をひろげるだけで大画面化が可能である。

 

 レーザはMawell視に最適な光源ということができます。

 

株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原充

 

 

 

リターン

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お礼のメール+子供たちの体験談+ロービジョン者への理解を深める書籍

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お礼のメール、子供たちの体験談と「視力0.06の世界~見えにくさのある眼で見るということ」をお送りします。※私たちの参考文献の一つです。

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