ウクライナ難民支援プロジェクト|ハンガリーと日本を結ぶ!
ウクライナ難民支援プロジェクト|ハンガリーと日本を結ぶ!

支援総額

1,105,000

目標金額 1,000,000円

支援者
87人
募集終了日
2022年6月9日

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2022年12月26日 21:34

11月報告書

11月報告書

 

 

先月同様、ロシアの攻撃により多くのエネルギー施設が被害を受け、11月3日時点でキーウ州やドニプロペトロウシク州など10の地域で合わせて450万人が電気を使用できない状態です。
それにより約1万人のウクライナ難民がハンガリーに押し寄せ入国した、と最新のハンガリーニュース記事の掲載があります。
ウクライナに帰ってもインフラが整ってない為にハンガリーへ避難し、この寒波の中避難生活を余儀なくされている状態です。
国境沿いに避難してきた難民のほとんどは一時避難です。1万人の避難者のうち168人の難民が1ケ月の滞在許可を申請しています。


https://hvg.hu/itthon/20221211_Csaknem_tizezer_menekult_erkezett_Ukrajnabol_Magyarorszagra_szombatonより上記ハンガリー記事 ウクライナから約1万人が入国 12.10 土
(Google翻訳機能で解読できます。)


記事の内容下記抜粋
  〇 約1万人の内168人に30日有効の一時滞在許可発行
     〇 ウクライナ戦争から避難して、電車で134人、内57人の子供がブダペストに到着した。(記事の内容は、12月最新情報です。)


難民にとって、隣国ハンガリーでの一時避難として、プロジェクトに掲げている住宅無償提供がまだまだ必要とされています。と同時に、国境沿いに押し寄せている難民への物資提供もより必要とされ、私たちのプロジェクトから少しでも難民へ必要な物資提供をしていこうと活動をしました。
さらに現在、問題を抱えている国境沿いのウクライナの地域があります。この戦争により避難生活が長期となり貧困の家庭が多くなったことです。食料も自分たちで確保するのができない状態です。女性は、今までしていた仕事も奪われ、戦争地域から逃げ、家族の柱となる男性は戦争に出され、収入もなく、どこから収入を得て生活をしたらいいか分からない人たちばかりです。お金も底をつき、子どもたちを養う生活費がない状態の人たちが、ハンガリーとウクライナの国境沿いの地域に集まっています。
ヨーロッパはこれからが一段と寒くなり、ウクライナは特に寒い国です。ロシアによるエネルギー施設の攻撃により、インフラ破壊で苦しめられ、なおかつ食べ物がなかったら体力もなくなる。何とか食料だけでも支援し助けてあげたい、という思いは強くなるばかりです。

 

 

 

国境沿いへ物資支援(ウクライナベレホヴェとザルカバートの町へ)

 

カリタス支援団体支部長より、「ハンガリーの国境沿いの、ウクライナのベレホヴェとザルカバートという町が、長引く戦争の影響により、特に貧困がひどく、食料がなく困っている、主食のパスタや米など支援していただけるとうれしい。」と伺いまして、私たちは、ウクライナの方がよく主食にしているパスタと、スープに入れる小さなパスタや米、など保存食を調達し、カリタス支援団体へ届けました。

        

上記写真左国境沿いウクライナベレホヴェ

 

上記右写真ウクライナザルカバート


●上記地図はGoogleマップにて参照

 

 


物資調達の様子
   

 
 

 
スープ用パスタ、主食パスタ、米など約100袋ずつ支援
上記写真(物資調達の様子)数回に分けて調達しました。

   

 
上記左写真(カリタス敷地内にて支部長と夫が一箱ずつ運んでいる様子)
上記右写真(カリタスへ物資提供運び終えスタッフとの写真)


この度の貧困地域へ物資提供のご支援金は、レディーフォーでのご支援金と、募金箱のご支援金と合わせて支援させていただきました。


ご支援者の皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

 


カリタススタッフより


日本のご支援者のみなさまに心からいつも感謝しております。ハンガリーの国境沿を渡ったウクライナの地域は、特に貧困状態です。衣類など必要ありません。とにかく食べる物がありません。私たちカリタス支援団体では、ウクライナの貧困地域に食べ物を運んでいます。食材をご支援していただき、皆様に感謝です。ありがとうございます。

 

 

私たちからもご支援様に心から感謝申し上げます。

 

無駄がない物資提供、必要な時に必要な物資を調達し、本当に今困っている大変な難民の方々に対し、その支援ができることに、支援活動しながらありがたく感じております。心から感謝申し上げます。

 

 


11月下旬カリタスショップへ


私の住んでいるハンガリー、ノーグラード地域の気温が現在-6度で、これからますます寒くなります。ウクライナからの難民の方々、親がいない貧困の子どもたちが、真冬に向けて冬物の服など受け取りに来ています。さまざまな貧困の人たちが、他の地域からもこのショツプへ出向いて、寒さをしのぐ冬物の物資など無償で提供を受けられます。 

 


12月6日はヨーロッパではニコラウスデー、サンタが来る日です。サンタが来る日だけでも子どもたちにチョコを渡したい、とクリスマスのチョコをショップへ提供しました。
   

 
上記写真(ウクライナ難民の子どもたちと貧困の子どもへクリスマスチョコの
調達の様子)チョコは量り売り約10キロ分。

   

 
上記左写真(カリタスショップへチョコを約10キロ分支援。他3箱)
上記右写真(ショツプの中にはさまざまな物資が提供されています。)

 

この日、ショツプの室内には、貧困家庭の方たちがいろいろな物資を受け取りに来ていました。スタッフにお声かけし入口の手前に、チョコ約10キロ分を置いて帰りました。カリタスショップへの、ウクライナ難民や貧困の子どもたちへのチョコレート支援におきましては、レディーフォーでのプロジェクト支援金と募金箱のご支援金の一部を合わせて支援させていただきました。

 

 

 

住宅無償提供受け入れのルバさんご夫婦の様子

 

11月に入り、ルバさんの体調が思わしくない日々が続いていました。両ひざの腫れとめまいがひどく、ほとんど部屋から出ず、買い物はウラジミールさん一人で行く姿が見られていました。ルパさんが横になっている日が多かったので、私はルバさんご夫婦の部屋の出入りを控え、主にメールで会話をし、毎日の健康状態を伺っておりました。このような状態ですので、24時間体制でいつでも病院に行ける状態にし、私はなるべく遠
方の外出を控えました。
ルバさん曰く、「膝の腫れは、この独特な11月のヨーロッパ天候の影響(ヨーロッパはこの時期はとても天気が悪い。湿度が少し高い。太陽が出ない。いつも空はグレーで曇り。空が明るいのは11月に入り2日ぐらいね)。それと、長時間同じ姿勢をとっているとすぐ
関節が腫れてしまいます。」「めまいは、精神的だと思う。避難生活も今年3月から続いていて、体も心も限界にきているかも。早く家に帰りたいと毎日思う気持ちが日に日に強くなってきていて、、、。」(翻訳機能会話にて)「でもまだ戦争は終わっていない。インフラもやられて。どうしたらいいか。」とおっしゃられていました。

 

お住まいのドニプロの不安定なインフラ状態の心配と、避難生活の過酷さとで、苦痛の日々を過ごされていました。このまま避難生活が続けば健常者でも避難生活は過酷です。障がいを持っていれば、なおさら体や心の負担はそれ以上だと思います。気持ちが不安定になり、心身のバランスが悪くなっているルパさんの様子をとても心配しました。いくら寄り添ってサポートしようとしても、難民者の心の奥までの悩みや辛さを解ってあげることはできません。同じ立場にない私は、この戦争での避難生活を解ってあげられないもどかしさ、や虚しさを感じる日々が続きました。しかしながら、私が難民へ通ずるものをなにかしらを感じて、分かり合おうとする気持ちだけでも伝わっていてくれていれば、、、この気持ちが届いてくれたらと思い、ルバさんご夫婦と向き合って生活を共にしました

ルバさんの状態がこのまま続けば、避難生活は困難ではないかと感じられる日が多かったので、なるべくご主人のウラジミールさんと会話し、ルバさんの心身の状態など教えていただきました。湿度計と電気毛布が欲しいということだったので、支援金から支援させていただきました。私たちにできるサポートは何かということを本当にいろいろ考えた一ヶ月でした。

 

(ルバさんご夫婦の今月の写真は、写真を撮る状況ではないことをご理解していただき、控えさせていただきます。)

 

 

 

タニエさん物資提供へ


タニエさん家族はなかなか他の支援団体からも支援が行き渡らない遠隔地に住んでいます。私は、ルバさんがこのような状態の中、夫に留守番を頼み物資を届けました。少しでも話を聞いてタニエさん親子に寄り添いたいと思い、訪問しました。タニエさんはウクライナに残した母親の話など、いろいろな胸の内の話をして下さいました。「母親はガスもあまり出ない、電気もない生活をしていて心配している、寒いと言っている。」「私も仕事が少ししかなく、なかなか自立できない、ずっとこのように頼って生きていかないといけないのか」など、とても沈痛な面持ちで話されていました。
一方子供たちは、少しずつハンガリー語で話せるようになり、双子の男の子二人は、学校の課外授業で空手を習っているそうで、ハンガリーの子どもたちと楽しく学校生活を楽しんでいるようです。


   
上記写真タニエさん母子家族にて物資提供(お菓子は私個人で提供)
 

タニエさんからのメッセージ

 

 


ご支援者の皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

 


11月月次決算書

 

11月から光熱費、物資提供、予備費すべて合算して計上させていただきます。

 

 

 

 

 


11月活動を終えて

 

今月は、無償住宅提供受け入れをしているルバさんの体調が思わしくなく、私は何時でも病院へ連れて行く思いで、家での待機の状態が多かったです。また個人宅へ物資を提供している母子難民の人たちと、翻訳機能アプリViberで会話をしながら、孤立していないか、体調は大丈夫なのか、子どもたちの様子はどうか、など、母子難民の家族の様子を自宅に居ながらコミュニケーションをとり、ルバさんの体調とあわせて、気を配りました。
Viberの会話の中で、ルバさんだけでなく、他の難民のお母さん方も「家に帰りたい、もうウクライナに帰る、避難生活は厳しい、もう辛い」、「体調が悪くて今仕事もずっと休んでいる」「体が動かない」と、この11月は皆が精神的に限界まできていると痛感しました。ある母子難民のお母さんは、カリタス支援団体スタッフのベアタさんにも「もう私たちは帰る」と伝えていた、と後日伺いました。

 

インフラが攻撃され、ウクライナに帰るのがさらに遠ざかり、兆しが見えてこないこの生活を、隣国ハンガリーで年を越さなければならない現実など、逃げたい気持ちやふさぎ込む気持ちなど、その表れなのだと思います。

私自身、難民の声をただ聞くことだけしかできない自分にもどかしさを感じました。子どもたちを抱え、夫は戦争に出ていつ帰ってくるのか、そしていつ戦争は終わるのか、そしていつ家族と一緒にまた過ごせるのか。現実逃避したくなるような、私には計り知れない苦悩ばかりです。毎日のように難民と接して感じることは、精神的に普通でいること自体が大変なことなのです。

 

難民にとって、避難国で普通の生活を送ることがいかに精神的に大変か、同じ東欧ヨーロッパハンガリーでも国が変わればすべてが違います。物価の違い(ウクライナ紙幣価値)、言葉の違い(子どもたちの学校生活での言葉の壁)、文化の違い、そしてウクライナの食材がハンガリーではあまり売っていない、食へのストレス。さらにはウクライナの今の状況で、たとえ戦争が終りウクライナに帰国しても、これからの将来への不安、元の生活に戻ることができるのか。心が重く胸が痛くなる悩みばかりです。

 

この戦争によって避難してきている難民を支え続けたい、と思う私の支援活動ですが、ここで改めて考えさせられる課題がたくさんあり、ルバさんはじめ他の母子難民へ寄り添う、ということがどうあるべきか考えさせられた11月でした。

 

●報告書内の写真、プライベートのお話などご本人の承諾を得て掲載しております。
 

リターン

3,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】3,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】10,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

3,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】3,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
45
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000+システム利用料


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【ウクライナ難民緊急支援】10,000円

この度は緊急支援募金として、ウクライナ難民支援金に協力いただきまして心から感謝申し上げます。

・感謝のメールを送ります。

・活動報告書(PDF形式でメールで送付)
後日、支援内容の報告をお送り致します。

申込数
35
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 5


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