
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 239人
- 募集終了日
- 2025年2月28日
現地コアトレーナーのインタビュー第3弾!!
メンバーのHanaです。今回も現地コアトレーナー2人のインタビューをお届けします。
本編はYoutubeよりご視聴いただけ、ここではインタビューの要約をご紹介します。
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1人目:Dr Srijana Basnet
https://youtu.be/Y2bSbRguNUM?si=g2CW9tkRz4ygm-GX

今回のトレーニングプログラムについて
「これは非常に良い研修でした。日本のチームがシミュレーションによる心肺蘇生トレーニングの長年の経験を持ち、ネパールまで来て私たちを指導してくれたことを、とても嬉しく思いますし、光栄に思います。私たちにとって、とても良い機会でした。
個人的には、これまでこのような完全なシミュレーション研修やスキルトレーニングを受けたことがありません。また、カトマンズの病院だけでなく、他の病院からもトレーナーが招かれたので、それぞれの病院でさらに多くの人を訓練できると思います。」
ネパールの新生児医療の現状について
「この研修は、最終的には新生児の命を救うことに役立つと信じています。現在、ネパールの新生児死亡率は1000人あたり21人で、日本と比べると非常に高い数値です。新生児死亡の最も重要な原因は、新生児仮死です。
この研修を通じて、すべての医療従事者が心肺蘇生の方法についてトレーニングを受けることになります。このような研修をネパールのすべての医療従事者に提供できれば、新生児仮死による死亡を大幅に減少させることができると思います。
現在、ネパールには「Helping Babies Breathe(赤ちゃんの呼吸を助ける)」プロトコルがありますが、これは地域病院や一次医療機関向けのものです。三次医療病院や医科大学で働く人々にとっては、「Helping Babies Breathe」の研修だけでは、新生児を助けるには不十分です。
高度な医療施設で働く人々にとって、今回のような研修の方がより有益でしょう。新生児仮死による死亡を目の当たりにすることが多いです。事前にスクリーニングを行うことができれば、三次医療病院や医療政策に関わる人々にとっても有益なものになると思います。」
今後の展望とASHAに期待すること
「私たちは継続的な協力を期待しており、主な柱の一つが研修の継続です。このような研修を繰り返し実施することで、持続可能なトレーニングプログラムを構築することができるでしょう。
二つ目の協力分野としては、ガイドラインの作成や、新生児の高度な蘇生トレーニングマニュアルの開発が挙げられます。現在、標準的な新生児蘇生のプロトコルがネパールでは確立されていません。現在はバッグマスク換気が主な手法です。そのため、より高度な新生児蘇生トレーニングが求められています。また、重度の仮死状態の新生児をどのように救うかについてのガイドラインもありません。
三つ目は、研修の開始後に進捗をモニタリングし、標準化されたプロトコルを確立することです。多くの人がこの研修を受けることになるため、適切に実践されているかどうかを追跡し、新生児の命を救う効果があるかを確認する必要があります。
また、協力の方法の一つとして、病院での実践状況をデータベース化し、どれだけの新生児が救命されたかを記録することも考えられます。研修の前後で、研究としての側面も含め、自分たちの進捗を追跡し、新生児死亡率の低下にどの程度貢献しているかを評価することも、協力の一形態となるでしょう。」
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2人目:Dr Kalpana Upadhyay Subedi
https://youtu.be/vNtxJ6F6W1U?si=61tEcJ7076UxjK0c

今回のトレーニングについて
「とても素晴らしく、素敵なワークショップでした。私たちはご存じの通り、新生児死亡率が1000人あたり21人と高く、その主な原因の一つが周産期仮死です。
私たちは「Helping Babies Breathe(赤ちゃんの呼吸を助けるプロトコル)」トレーニングを基礎医療機関向けに実施していますが、高度医療機関向けには標準化されたプロトコルがありません。現在、ネパール政府によって承認された新生児蘇生トレーニングの統一ガイドラインはなく、医師の学んだ教育機関によって異なるガイドラインに従っています。そのため、昨日のワークショップは非常に有益だったと思います。また、CPR(心肺蘇生法)はとても役に立ち、私たちの状況に適応できる内容でした。「Helping Babies Breathe」から始め、さらに専門的なケアが必要な場合には、NCPR(新生児蘇生法)を蘇生ガイドラインとして活用できるようになります。」
今後に期待すること
「この研修をもとに、独自の研修制度を日本とネパールの専門家と共に作りたい。日本の専門知識が私たちを導いてくれると思いますが、政府の承認を得るには協力が必要です。国立保健訓練センターや家族福祉部門と連携し、政府機関の支援を得ることが重要です。そのためには明確な計画が必要です。
ネパールの新生児蘇生プロトコルについて明確なロードマップを作成し、それをNSTC(国立保健訓練センター)や家族福祉部門に説明する必要があります。また、誰がどのように関わるのかを決めることも重要です。
トレーニングにはマネキンなどの設備も必要で、予算が必要になります。これが明確になれば、政府との協議も進められます。過去1年間、この件について検討してきました。支援者の皆さんとも話し合いながら、初年度のプロジェクトを立ち上げ、今後3年、5年といった長期計画を立てることが重要だと考えています。一度にすべてを作ることはできませんが、基盤を築いていくことが大切です。
私たちは皆がこのプロトコルを遵守し、適切な管理を行うことを望んでいます。これにより、二次医療機関だけでなく、三次医療センターや医科大学でも活用できるようになります。」
ただ1回の研修ではなく、将来のネパールの新生児医療を変えていくんだという強い思いを感じていただけたでしょうか?私たちも、長期的にサポートを続けていけたらと思っています。
読んでいただいてありがとうございました!
リターン
3,000円+システム利用料
サンクスメールを送付し、活動報告会へご招待します!(3,000円・寄付金控除対象)
・サンクスメール
・オンライン活動報告会のご案内(2025年12月に開催予定です)
・寄付金受領書
※寄付金領収書は2025年6月末までに送付予定です。
- 申込数
- 99
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
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