コムルー村のタマイ保育園で即席折り紙教室を開催しました！！

 

 

皆さんこんにちは！

インターン生の松下みやびです！

株式会社KMTのカンボジアプロジェクトに日々ご支援と応援の声をいただきありがとうございます。

 

 

 

今回の投稿はコムルー村にあるタマイ保育園についてです！

2015年に設立したタマイ保育園は、幼い子どもがいるために働くことが難しい親や家庭の就労支援、村人たちの雇用創出、子どもたちの学習機会の提供を目的として運営しています。

現在月曜日～土曜日まで運営しており、月謝は無料である代わりに、お米や野菜などを納めてもらい、それを給食で使用したりしています。

 

 

しかしながら、タマイ保育園は子どもたちが遊ぶための遊具やおもちゃ、勉強するための教材や文房具が全く足りていないという問題を抱えています。

 

 

 

 

さて、昨日タマイ保育園に行くと、バイクを降りる前から子どもたちが飛びついてきました！

そして手を引かれて保育園に入り、子どもたちにされるがままに連れていかれた先には、なんとたくさんの折り紙が！！

 

実はこの折り紙たち、前にインターン生の遥ちゃんがタマイ保育園の子どもたちにあげたものなのです！

 

プレゼントしたその日はそれぞれ自由に折り紙を折ったり、折り紙に絵をかいて遊んだりしていたのですが、どうやらみんな折り紙を折って遊ぶというフェーズを超えて、ちゃんと折り方を覚えてきれいに上手に折り紙を折れるようになりたくなったようです。

 

 

そこで急遽、即席の折り紙教室を開催しました！！

子どもたちはみんな興味津々！！

加えて、先生たちも一緒に教えてほしいとのことで、先生も含めたみんなで鶴を折ってみることに！！！

（年少の子たちは私の膝の上に座ったり、真横にぴったり引っ付いて座ったりして、折り紙教室を笑顔で眺めていました！かわいい……。）

 

 

子どもたちは初めての折り紙で、「折り目をつける」という工程の意味があんまり分からない様子で、最初は「なんでせっかく折ったものをまた広げるの！？

という感じでしたが、だんだんわかってきたようで、鶴の折り方を覚えたころにはどや顔で鶴を何度も折っていました！（笑）

 

 

ある程度年齢が上の子たちは、私が教えた折り方をすぐに覚えて、逆に先生として教えている姿も見えました。

 

 

先生たちには少し難易度の高いお花の折り方も伝授しました！！

工程が多い分、作るのに時間がかかりましたが、できたときには

すごい！！」ととても喜んでいる姿が印象的でした。

 

 

折り紙教室が終わったあとに、日本語で書かれた折り方の本を見ながら折り紙を折っている子も！

日本語を勉強しているわけではないので文字は読めないと思いますが、写真をみながら一生懸命折っていました。

（途中でかなり苦戦していたので、私が少しだけフォローしましたが、なんとか作りたかったものが完成するととても喜んで、保育園の先生に自慢していました！）

 

 

普段は石で遊んだり、走りまわったりしていますが、折り紙だけでこんなにみんなが楽しめるとはとても驚きました。

それと同時に、もしこの保育園にもっとおもちゃや教材があったら、子どもたちはどんなに楽しいだろうとも感じました。

（実は折り紙も完成した作品や作りかけの作品を解体して、しわくちゃの紙のまま使いまわして遊んでいるような状態なのです。。。）

 

 

カンボジアプロジェクトのクラウドファンディングはまだまだ継続中です！

現在目標金額の24％程度ご支援いただいています。ありがとうございます。

まだまだ皆様のお力が必要です。ご協力よろしくお願いいたします。