九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を
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支援総額

17,183,000

目標金額 12,000,000円

支援者
874人
募集終了日
2025年2月20日

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2025年02月03日 11:57

玉砕の島から「帰還した」戦車・・・いいえ、「持ち帰った」戦車なのです!!

昭和45年(1970年)生まれの自分は、小学生の時(10歳くらい)に校区内にあった陸上自衛隊「駒門駐屯地」で初めて61戦車に体験搭乗して以来、戦車に興味を持ちました。当時は第一戦車大隊と、第一機甲教育隊が駐屯していましたが、74式戦車は配備されていなかった記憶があります。

 

さて本題はここからでして、おそらく当時の一般家庭や学校では「戦車」や「自衛隊」に興味を持つ子供は偏向思想や危険思想にかぶれたと受け取られて、更生させようという圧力が凄かったことを子供心に理不尽に感じたものです。例えば、ハンターが使う猟銃や、警察官が持っているピストルと違って、兵隊さんが持っている武器は「人殺しの道具」だという謎の価値観でした。

 

その後に高校生あたりで直面した「中国の核は綺麗な放射能」で、「日本の原発は危険な放射能」であるという、謎の理論と根っこは同じだと思えます。これだけ黄砂が飛んできたり、PM2.5で大騒ぎしているのに、1970年代から80年代頃の中国での核実験によりどれだけの放射性物質が飛んできたのか!当時は騒ぎにもならないままで、子供時代を雨に打たれ、川で野で遊んだ我々の世代が発癌率が高くて当たり前なのだと思えてなりません。

 

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「若獅子神社」(静岡県富士宮市)にて、自らの手でサイパン島から持ち帰ったチハ車を見つめる故下田四郎氏(2009年撮影)

 

そんな風に世の中を斜めに見ていたと自負する自分にも、いまから15年ほど前に日本陸軍戦車第9連隊の生き残りである故下田四郎さんとの出会いは衝撃的でした。関西出身の方独特の「話しにはオチが無いと済まない」ユーモアセンスと、戦時のことも笑いを交えて明るく語ることに驚きを隠せませんでした。

 

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2019年英国ボービントン戦車博物館にて、オリバー氏(左)と学芸員長デイビッド氏(右)

 

下田さんの著作の製作にかかわる中で、GHQによる日本を貶める教育に知らず知らずのうちに自分もずっぽりと染まっていたことを再認識させていただいたのでした。その後、英国人のオリバー氏やロシア人のスロワ・レン氏とご縁をいただき、愛国心とは自分のルーツを知り、郷土を知り、相手との違いを認識することで相互理解を深め、国や言葉は違えど相手を尊重しあう心なのだと悟りました。

 

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同じく2019年ボービントン戦車博物館のタクフェストにてロシア人スロワ・レン氏(右)と代表小林

 

富士宮の若獅子神社の案内看板には「帰還戦車」と表示されています。主語と動詞がなく、形容詞としても不完全であり、サイパン島からこの戦車を「持ち帰った」人達(故人)がいらっしゃることを忘れてしまいがちな表現ですね。自分がお伺いしたお話は歴史の僅かな一断片に過ぎませんが、だからこそ下田さんや少年戦車兵OBの方々の想いも「帰還戦車」と共に、次の世代へ遺さなくてはならないと強く感じるのです。

 

実行者:小林 雅彦

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


感謝のメールコース|3,000円

感謝のメールコース|3,000円

●感謝のメールをお送りします
●米国からの里帰り経過を活動報告でおしらせします

申込数
321
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

10,000+システム利用料


修復の様子をお知らせコース|10,000円

修復の様子をお知らせコース|10,000円

●感謝のメールをお送りします
●米国からの里帰り経過を活動報告でおしらせします
●メールマガジンにて修復の様子を随時ご報告いたします

申込数
411
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

3,000+システム利用料


感謝のメールコース|3,000円

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2025年4月

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修復の様子をお知らせコース|10,000円

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●感謝のメールをお送りします
●米国からの里帰り経過を活動報告でおしらせします
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