【緊急支援第2弾】マルミミゾウの楽園を密猟者の手から護りたい!!
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寄付総額

3,575,000

目標金額 8,700,000円

寄付者
135人
募集終了日
2024年1月31日

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2024年01月23日 20:14

【ジャングルに暮らす】さわっちゃダメ〜!野生動物と民族病 衣食住を植物に囲まれた暮らし2

みなさま、ページをご覧いただきありがとうございます! UAPACAAパートナーズでアシスタントをしております小山です。

 

こちらのシリーズでは、ロベケ国立公園周辺に住む、『森の民』の日常をお伝えしています。前回は、病気になったらどうするの??ということで狩猟採集民バカが、豊富な植物知識を使って、一人ひとりに合わせた伝統薬を作っている、というお話をしました。では、なぜ病気になるのか?バカの独特な病気の考え方についてご紹介します。

 

○民族病とは…?

 ある地域の社会や、自然環境を共有する人々の間で、発生する病気のことです。日本にもかつて地方病と呼ばれる伝染病がありました。

 

○ジャングルの病気

 あるバカの社会では、89種類の病気があると報告されてます(詳しくは最後にある「佐藤、1998」の論文参照)。そのうち、65種類が、動物、魚、昆虫、植物が原因となります。

 

○病気をもたらす動物

 バカの病気のうち、動物性の病気は、食用でないものも含めると、なんと35種類。ヒョウやヤマネコなどの肉食動物、センザンコウやレッドダイカーなど、絶滅が危惧される種や、カメルーン国内で民間の狩猟が禁止されている、クラスAやクラスBの動物が多く含まれています。バカの人々は昔から、希少な動物に接触しないようにしていたのかもしれません…!

 

○病名と症状

 しばしば、ある生き物の名前とその生態に由来しています。例えば、センザンコウの病気は腹痛や痺れが出る病気で、危険を感じるとうずくまる習性が、痛みで悶えている人間に似ています。また、コウモリの病気は、便秘を起こす子どもの病気ですが、腹が平べったくて、滅多に排便をしないことに由来していると考えられます。コウモリの糞を母親が踏んでしまうと、そのこどもは便秘になる、とバカの人々は説明します。それぞれの病気に、ストーリーやオチがあって、理にかなっているのかもしれません。

 

現地でよく獲れる野ネズミ。©️Yumi Koyama

 

○予防はできない!

 感染経路はさまざま!動物を直接みたり、触ったり、食べたり、鳴き声を聞いたり、それらの糞、血、唾液を踏んだり、感染した人を跨いだりしてもアウト。森で住み続けるには、コロナ顔負けの対策をしないといけません…。でも安心してください!それぞれの動物の病気に特効薬があります。バカの人たちは、病気にかかることは自然なことであり、病原を特定して、それにあった伝統薬を処方することが重要であると考えているようです。

 

○おそれを持って生きる

 これほどまでに、野生動物と病気を結びつけるのはどうしてでしょうか。森に生息している多様な生物は姿形、鳴き声は人間とまるで違う、異常な存在だと捉え、病気にかかった時の身体の異常と結びつけているのかもしれません。病気以外にも動物にまつわる民話が多く報告されています。

 

食物禁忌のお話で触れたように、バカには食べられないものがたくさんありました。今回の動物にまつわる病気の話も、たとえ医学的な根拠がなくとも、大事な役割を果たしているのではないでしょうか。

森に生息する人間以外の動植物を、おそれであったり、尊敬であったり、幸福であったり特別視することで、乱獲を防ぎ、共生を可能にすることにつながっています。

 

いつも活動報告をご覧くださり、ありがとうございます。クラウドファンディングの最終日まであと8日です!みなさまのサポートや応援コメント、大変嬉しく思います。

 

「衣食住を植物に囲まれた暮らし」は続きます!

 

参考論文

佐藤弘明,1998年「病気と動物アフリカ熱帯雨林狩猟採集民 Baka の民俗病因論―」『浜松医科大学紀要. 一般教育』(12)pp. 35-55.

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