私たち実行委員会が今回のイベントにかける思い

こんにちは。注文をまちがえる料理店実行委員会発起人の小国です。

 

ここまでご支援いただいた148名のみなさま、本当にありがとうございます。開始１週間で、33％の270万円ご支援をいただき本当に嬉しく思っています！

 

 

本日の新着情報では、概要ページでは伝えきれなかった「私たちが今回のイベントにかける思い」について詳しく書かせていただきます。

 

大きな反響をいただいたプレオープンが無事に終了し、9月のイベントオープンを実施するにあたって、私たちは今回のイベントで何を目指すべきなのか議論を重ねました。

 

プレオープン後には、国内外たくさんのメディアさまから取材の依頼をいただきました。また、複数の自治体や海外からも「自分の住む街や国でも実施したい」という問い合わせをいただきました。そして、本当に多くの方々から、「遠くて行くことができず残念…」「近くでも開催して欲しい」という声もいただきました。

 

私たちとしては、ぜひとも日本各地、世界各国で実施していただきたいと思っています。しかし、プレオープンの時と同じ方法では、実施が難しいと考えました。なぜならば、プレオープンでは、実施場所も当日使用した食器や雑貨もすべて実行委員会メンバーの持ち出しで行ったためです。

 

そこで、私たちは9月のイベントでは、今後「注文をまちがえる料理店」を実施したいといってくださる方々に向けての、“型”（＝マニュアル的なもの）と、できるだけ低コストで実施していただけるような“サポート体制”をつくりたいと考えました。

 

まず型をつくるためには、当たり前かもしれませんが、実施に実際どれくらいのお金がかかるものなのかを正確に把握しておくことが大切です。そして、自分たちの友人や知人だけでなく、一般の方々がお客さんとしていらっしゃった時にもちゃんと対応し、みなさまが心から楽しめるような運営方法を確立していく必要があると思いました。

 

また、コストを少しでもおさえて実施しやすい状態を作るためにも、貸し出しが可能な、お皿やマグカップ、エプロンといった食器や雑貨類、さらには「注文をまちがえる料理店」の理念や概要、認知症への理解を促すブックレットなど、最低限の公式グッズを用意しておく必要があると考えました。

 

今はまだ注文をまちがえる料理店を実施できるのは、実行委員会にとどまりますが、9月のイベントを通じて、誰もが「この準備さえすれば実施できる」という状態に一歩でも近づけられればと思っております。

 

とは言うものの、どれだけ議論を重ねても何が正解なのか、私たちにもよくわかりません。みなさまの力をお借りしながら、少しずつ前に進んでいければ幸いでございます。引き続き、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。