東京在住の女性の患者さんの声を保存することができました！

### Day 26###

本プロジェクトを開始して、多くの方からご支援・応援をいただきとても感謝しています。今回は、東京在住の女性の患者さんの声の保存をすることができました！

先日、東京の某大学病院の耳鼻咽喉科の先生から、急に連絡がありました。「のどのがんで２週間後に手術をしないといけないのですが、先生のプロジェクトで声を保存することはできますか？」との内容でした。今まで、私たちが研究として学会などで報告した内容を聞いていただいて、連絡してくれたようです。実際に手術までに時間がなく、急いで声を保存する必要がありました。

本来であれば、私たちが東京まで出向いて、声を保存したかったのですが、日程的にも予算的にも難しかったので、「名古屋まで来ていただければ、頑張って対応いたします。」とお返事しました。

すぐにその先生から患者さんに連絡してもらったところ、名古屋まで行くことができるとのことでした。そこで、平日の午前に、名古屋まで来ていただきました。なんとご家族と一緒に車で来られました。

なんとか１日で病院受診と声の保存をできるように準備をしました。急なことでしたが、TARVOの小林さんもなんとかスタジオなどを調整してくれて、その午後に患者さんの声を保存することができました。連絡をしてくれた東京の先生や小林さん、その他多くの皆様のおかげです。ありがとうございました。

その後、手術は無事に終わったとのことを聞いてホッとしました。しばらくはがんの治療などが必要になるかと思いますが、またお元気になったら、代替発声の音声を保存して、自分の声を取り戻せるようにしたいと思います。

まだまだ全国には同じように、がんと告知され手術までに時間がないために、声を失っていく患者さんがたくさんいます！改めてこのプロジェクトをしっかりと前に進めていく必要があると感じしました。皆様のご支援を、これらの遠方の患者さんのために使いたいと思います。

みなさま、引き続きのご支援、よろしくお願いいたします！