NY出展作家続々決定！白田直紀さんのご紹介です！

皆様こんにちは。

朝夕の寒さが身に沁みる季節となりましたが、

今日は久しぶりに気持ちの良いお天気でしたね！

 

私は、第１０回埼玉県障害者アート企画展「knock art 10」展の最終日で

埼玉県立美術館へ行って参りました。

今回は、７００人の応募者の中から選出された１３５名の作家の多彩でユニークな作品５００点が展示され、大変見応えのあるものでした。

 

本当に、まだまだ全国にどれほどの作品が眠っているか知れません。

ご自身で社会とつながることが難しい作家さんやそのご家族のためにも、

そして、私たち自身の多様性に富んだ豊かな社会の実現のためにも、

アートを通して彼らの存在をもっともっと身近に感じてもらいたい。

 

ますます頑張らねばと思います！！！

 

さて、Outsider art fair NY 2020出展アーティストがもう一人決定しました！！！

GYRE GALLERYでも展示されていた作家さんで工房集所属の白田直紀さんをご紹介します。

 

 

１９８６年生まれ、浦和レッズの大ファンの白田さんは、外出するときはいつも真っ赤なユニフォーム。「描くのが本当に楽しい」と白田さん。最近新設されたグループホームでは、作家仲間と時にアート談義に花を咲かせるそう。そのお話に是非今度加わってみたいと志乃さんは密かに願っております。

そんな白田さんの作品は、大好きな花をモチーフにした緻密なドローイング。綺麗な色の組み合わせが可憐でありながらどこか妖艶な美しさを宿す、不思議な魅力の作品です。

 

ここにも、描くことと生きることと繋がっている作家さんがいます。

「中学生くらいまでは笑った写真がない」とは白田さんのお母様のお話。

普通学級に通うことになった白田さんは、きっと、しんどかったんだね。

でも、我慢強かった白田さんは休まずに通い続けたそうです。今思えば、本当に大変だっただろうって。何故なら、工房集に通い始めた白田さんの表情が劇的に変わったから。今では、いつも笑顔の白田さんがトレードマークになりました。

 

 

 

 

そんな白田さんの新たな活躍の場を求めて、私たちはニューヨークへと旅立ちます。

 

最終日まで残り９日。

是非ともお力をお貸しください。よろしくお願い致します。

 

一般社団法人Arts and Creative Mind 代表理事　

ACM Gallery Director 杉本志乃