支援総額
目標金額 30,000,000円
- 支援者
- 1,031人
- 募集終了日
- 2025年4月25日
歩む力を取り戻す|アンドベースでの取り組み#11

#生育格差を乗り越える クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!
アンドベースではさまざまな困難を持つ人を受け入れています。滞在する方がどのように再出発に向けた力を取り戻していくのかその一部をご紹介します。
※今回のケースはもう一つの宿泊施設「アンドセンター」を中心とした支援になります。
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【20代・女性/リナさん(仮名)】
リナさんは幼少期に両親が離婚し、児童養護施設で育ちました。高校卒業後に一人暮らしを開始したものの、同棲していたパートナーの借金を肩代わりさせられたことで生活状況が悪化。アルバイトで借金を返しながら日々をしのいでいましたが、パートナーとの関係悪化などもありうつ病を発症してしまいます。その後、再婚した父親のもとに一時的に戻ることになりますが、そこでも同居者からの暴力や金銭搾取に遭ってしまいます。
家に居場所を感じられなかったリナさんは、出稼ぎの寮付就労を転々とするようになりますが、慣れない夜の接客業を無理をして続けたことでうつ病の症状が悪化してしまいます。若者支援団体に相談したことをきっかけにHomedoorに繋がりました。
"接客業を強いられるため、就業先の寮には戻りたくない"という本人の主訴をうけ、即日アンドセンターに宿泊してもらうことに。
リナさんは今後の生活について、アパートを契約して一人暮らしをするか、障害福祉サービスを利用してグループホームに入所するかで悩まれました。そこには「人付き合いが苦手なので、誰にも干渉されずに自分のペースで生活をしたい」という気持ちと「病院の受診や生活の相談をできる人が近くにいたほうが安心かなとも思う…」という葛藤が。
そこで、アンドセンターに滞在しながら医療・障害福祉サービスの利用をサポートしつつ、アパートとグループホームそれぞれの内見を行ったうえで選んでもらうことになりました。
その結果、「まずは一人暮らしに挑戦してみたいです」という本人の気持を尊重しアパートを契約。アンドセンターから引越した後も定期的に相談員が困りごとの確認などを行なっていきました。
しかし、ある時期からリナさんと連絡がとりづらくなってしまいます。その後、「もう一人暮らしはできないと思います…」と疲れ切った表情で相談に来られたリナさんの姿が。
聞くと、新生活のプレッシャーから引きこもりがちになり、精神科への受診ができなくなりうつ病の症状が悪化してしまったといいます。そこで、改めて障害福祉のグループホームを内見し、見守り体制の充実した住環境に移行することになりました。
グループホームに入所してからは少しずつ症状も落ち着き、相談員との久しぶりの電話では、「色々と大変なこともあるけど、こっちの職員さんも他の利用者の方も親切にしてくれるので何とかやっています。Homedoorにはまた遊びに行きます」と話してくれました。
<Homedoor相談員より>
「一人暮らしに不安はあるけれど、グループホームにも抵抗がある」。こうした、複数の選択肢を前に葛藤される方は少なくありません。なかでも、親やパートナー等の身近な存在から生活を脅かされてきたリナさんの場合、身近に支援者がいてほしいと思いつつも、新たな支援者と一から信頼関係を築けるのか、信じていいのか、といった不安がうかがえました。
そうした不安を理解しつつも、「一人暮らしに挑戦したい」というリナさんの決断をどのように受け止めればよいのか、相談員のなかでも葛藤がありました。精神疾患の持病があることを踏まえると、支援者から離れた一人暮らしにはリスクがあると感じたからです。
それでも、医療機関につながり服薬ができていることなどから、取返しのつかない事態になるリスクは高くないだろうという判断から、本人の意思を尊重することにしました。結果としてグループホームに移行することになりましたが、一度は一人暮らしにトライできたことが、本人が方針を転換する際の納得感に繋がったと思っています。
本人の意思を尊重し「失敗する自由」を保障すること。判断が難しく、悩むことも多いですが、Homedoorが大切にしている考え方の一つです。
リターン
5,000円+システム利用料
アンドベース応援コース|5千円
【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。
- 申込数
- 355
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
アンドベース応援コース|1万円
【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。
- 申込数
- 438
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料
アンドベース応援コース|5千円
【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。
- 申込数
- 355
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
アンドベース応援コース|1万円
【全コース共通特典】
・お礼のメール
・年次報告書と15周年記念ステッカーの郵送(2025年8月ごろ)
・寄附金受領証明書の郵送(2026年1月下旬ごろ)
※受領書は2025年分の確定申告にて寄付金控除分として利用いただけます。
- 申込数
- 438
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,125,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 6日

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- 162人

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,815,000円
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- 216,977,000円
- 支援者
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子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
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- 2,016,000円
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- 327人
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- 9/4

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- 525,000円
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- 43人
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- 408,000円
- 支援者
- 25人
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- 1/31

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- 3,016,000円
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- 229人
- 終了日
- 5/31

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- 723,000円
- 支援者
- 129人
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- 161,700円
- 支援者
- 37人
- 終了日
- 4/15



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