１匹の猫を救うため雪の山道を清水代表が向かいました！

■２月１１日のブログより

市の外郭団体のエライさんからこんなことを言われたことがあります。

「青い鳥は効率が悪い。もっと収支のバランスを考えなければ」・・・と。

NPOにとっての収支とは何でしょう？

また動物愛護団体が効率を考えて活動していたら、果たして殺処分ゼロを実現できたでしょうか？

ある事例を紹介します。

 

２月８日の譲渡会でメスの成猫(ルーミー)をトライアルした方から、翌日こんな連絡がありました。

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昨夜、ルーミーちゃんが家の中で行方不明となり、探し回りましたが見つかりません。
今朝見ると、餌を食べた形跡はありません。

深夜1時頃猫ちゃんのいる部屋から物音が聞こえ、「にゃあ」と鳴く声が1回聞こえました。

すぐに「ルーミーちゃん」と名前を呼んで探し回りましたが姿は無く、その後は物音一つしません。
今朝も探し回りましたが、見つからず。夜中にトイレで用を足した形跡があります。

とりあえず、ドライフードを置いておきました。

きっと家の中にいるはずですので探し回らず、ルーミーちゃんから近づいてくれるのを待とうと思います。

 

清水 いま譲渡会の最中ですが、家庭内野良になっているようなので譲渡会を終えてから捕獲器を持って自宅訪問をします。

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今、応接間のソファに座ったら、すぐ真横から「にゃーお」と鳴き声がしました。

隠れている場所が分かりました！この棚の後ろの空間です！

 

清水　譲渡会が終わり次第すぐにルーミーのトライアル先へ、山越えの道を通って向かいました。あまりにもすごい雪でスタッドレスタイヤを履いていましたが

もうどこが道路かもわからず命の危機でした。ゆっくり進み何とか無事に峠を越えました。

捕獲器を持って行きましたが、既に里親様が猫の隠れ場所を見つけていました。

本棚の後ろの狭い隙間で手が届きません。

棚も重くて動かせないので本を半分ぐらい出してから本棚を動かし、やっとルーミーちゃんを保護することが出来ました。

LINE 本日は、悪天候のなか遠いところを本当にありがとうございました。重労働をさせてしまい申し訳ございませんでした。

現在のルーミーちゃんの状況です。餌をやっと食べたようです。

おトイレも中に入れました。今晩から当分の間はルーミーちゃんの側で寝ます。

ルーミーちゃんは、清水さんに来ていただいた後、これまでの緊張がほどけたかのように

よく食べるようになりました。
ケージ付近にいると私の手や顔に頭を擦り寄せはじめ、ゴロゴロ喉を鳴らすようになりました。尻尾もピンと立てています。

 

■青い鳥ではこのように清水代表をはじめ大勢のスタッフ・ボランティアさんたちが、たとえ１匹のためにも労力を惜しまず、損得を考えず一心に取り組んでいます。

それが動物愛護活動であることをどうかお分かり頂きたいと思います。

 

そして苦戦しているクラウドファンディングへのご支援を、よろしくお願い申し上げます。