特定非営利活動法人ARUN Seed

寄付総額

5,520,000円

目標金額 3,500,000円

寄付者: 281人

募集終了日: 2020年8月31日

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コロナ禍でも世界はひとつ。途上国の社会起業家にエールを！

特定非営利活動法人ARUN Seed

2020年07月03日 18:00

プロジェクトメンバーを紹介します！④

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本日は、プロジェクトメンバーの4人目をご紹介させていただきます。

【プロジェクトメンバー紹介④】

ARUN監事の大杉健一と申します。

「楽に死ぬ方法ないんかなあ」「このまま目え覚めんかったらいいのに」

今から35年以上前、小学3～4年生の頃の私が毎日布団の中でもがき考えていたことです。無事に目が覚めて学校に行くと、そこで待っていたのは、…酷いいじめでした。8歳の頃に地元福井県あわら市で遭った交通事故により病弱だったことが原因でした。

時代的なものや地域柄もあったのでしょう。泣かされて帰ってきても「男のくせに情けねえなあ」「勝つまで帰ってくんなや！」等父親や兄から浴びせられるだけでした。そして何より、それに言い返せない自分がそこにいました。そう、私も「力を力で克服する」「男は強くあるべき」という価値観の中にいたのです。もちろん、当時は学校に行かないという選択肢はまずありませんでした。

そんな逃げ場のない世の中に絶望感を感じながら生き延びることに精一杯だった日々、何とか自殺を選ばずに生きる希望を持てたのは、自分のような弱い人・困っている人を助けたいという単純かつ強い思いでした。

その思いが海外への憧れや当時の時代背景とともに国際協力の道へと駆り立てたのは自然な流れだったのかもしれません。カンボジア内戦、インドシナ難民、エチオピアの飢餓等私の心を揺さぶる出来事が世界中で起こっていました。

そして、私にとっての運命の年1989年、天安門事件から始まり、ベルリンの壁崩壊、チェコのビロード革命、ルーマニア革命、それまではまず崩れない大前提と思っていた東西冷戦体制が、衝撃的な映像とともに一挙に動きました。そして、自分が生きているうちにはあり得ないだろうと思っていたソ連の崩壊が1991年に現実のものとなりました。価値観にとらわれず先入観無しで世界を見る目が必要だと痛感しました。

その後国際協力の道へと進んだロシア駐在時代、そこで学んだのは、自由に発言できる社会のありがたさ、そして誰でも自由にビジネスができる環境こそ目指すべき方向性であること、更には徹底的な多様性の尊重です。援助の現場には、人種も国籍もジェンダーも、更には考え方や生き方も多様な個性を尊重する世界がありました。人間の安全保障という新たな潮流にも感銘を覚えました。

徹底的な多様性の尊重の基で、誰でも自由にビジネスができる環境を作り上げていく、「投資」を促進することにより実現していく、そんな思いがARUNへの加入に繋がりました。
社会的投資は私が生きる意味そのものです！

新型コロナウィルスの感染拡大により、日本国内も大変な状況となっております。
一方で、世界に目を向けると、女性、難民、子ども等社会的に弱い立場にある人びとがより一層の影響を受けていることが報道やニュースなどでも目にします。そして、途上国の起業家たちはその人びとと日々向き合っております。

ARUNの社会的投資を通じて築いてきた世界との繋がりや資源を総動員して何ができるか？
途上国の人びとと向き合い支える起業家たちを応援することだと思い至りました。
それが今回のCSIチャレンジ3です。

是非皆さまと一緒に作り上げていきたいです。お力をお貸しください！