学校では教えてくれない大切なこと｜巣立ちセミナー活動報告3＠オンラインX（土）

 

全6回の巣立ちセミナー、折り返しとなる3回目のお題は「仕事にまつわるエトセトラ」。

社会人サポーターは、ハロウィーンにちなんだ背景画面で高校生を迎えました。

 

 

 

巣立ちセミナーの内容は、学校で教えてくれない大切なことばかり。

今回は、たとえば、税金や社会保険……。もしも仕事が続かなくて辞めてしまったときも受けられるサポートがあるんだな、でもそういうのって自分で申請しなきゃ受けられないんだね……等々。

 

高校生たちは驚くほどしっかりしているのですが、来春からの新生活についてはみんな不安を抱えているわけで、そんな漠然とした不安が一緒に対話をするなかで一つずつ安心にかわっていけばよいなあと思います。この社会は万全でもないし、必ずしもやさしくないけれど、じつはいろいろと利用できる制度がある、そういうことについて聞きかじることができるのも、このセミナーのよいところだと思います。

 

今回のワーク、一つ目は生成AIを使って将来の仕事について考えてみるというものでした。

わたしの参加したグループの高校生は、だれもまだ生成AIを使ったことがないということでしたので、自分で考えたるためのお助けツールとしてまずはのぞいてみようくらいのスタンスで、画面共有をしながら、高校生の質問を入れ、AIの回答を見てさらに質問をしていくという体験をしました。

 

午後のワークは、状況に応じてどんなふうに報・連・相をしたらよいか考えてみるというものでした。職場で起こりそうな事例について、想像力を働かせて、だれに、いつ、どこで、どう伝えるかを言葉にする高校生たち。「自分に都合の悪いことほど、早く言ったほうがいいよ」というサポーターのアドバイスにも頷いていました。

 

同じグループで時間をともにした高校生２人には偶然、好きなものに共通点があって、それを職業に結びつけたいと熱く語ってくれました。就職、進学と道はそれぞれですが、一日のセミナーが終わるころには、彼らのこれからの歩みをむちゃくちゃ応援したい、そんな気持ちで胸がいっぱいになりました。

 

ゆじゃ

出版社勤務

巣立ちプロジェクト参加3回目

山歩きと温泉が好き