2023日本代表候補紹介：男子ソロ編

お騒がせしております、井手雅敏です！

 

今回は今週末に迫ったBeach Rowing Sprint Games Imabari 2023にて決定する、

男子ソロ・日本代表候補選手をご紹介します！

なお現在の代表選考決定プロセスを簡単に言うと、

①Ergo(陸上ローイングマシン)1000m記録上位４人(４クルー)に入る

②そのうえで、指定の大会及び選考会で最上位成績を収める

というプロセスになります。

今週末に愛媛県今治市・鴨池海岸で開催される大会では、男女ソロ日本代表が決定します！

※ミックスダブル・クォドは7/1~2に神奈川県・葉山にて選考会実施です。

ではさっそく選手の紹介です！！！

 

笠谷勇希(Crimson Gang)

１次選考の1000mエルゴをトップ通過したのは、クラシックローイングの世界でトップを経験したのち、セーリングの世界に飛び込み「America's Cup」出場経験を持つ、笠谷勇希。

コースタルローイング・ビーチスプリント種目には2019年の国内初レースとなった今治大会出場にはじまり、エンデュランスと呼ばれる長距離のコースタルチャンピオンシップ出場経験もあり。

2023年4月にはキプロスでの国際レースに参戦し、男子ソロベスト4・ミックスダブル３位という成績を残しており、国内において最も多くの経験を積んでいる選手の一人である。

 

植竹寛弥(戸田中央総合病院RC)

1次選考を2番手で通過したのは、2022&2023全日本選手権M4-優勝という現役トップ選手の植竹寛弥。

クラシックローイングトップ選手が、同種目・同大会に挑んだケースは昨年も見られたが、艇への乗り込みや真っすぐ漕ぐのではなくスラロームしながら早く艇を進めるといった部分に苦戦する姿が、男子ソロでは多く見られた。

果たして植竹選手は、鴨池の海を自在にスラロームできるのだろうか！？目が離せない。

 

小林雅人(戸田中央総合病院RC)

1次選考3番手通過は、上記で紹介した植竹選手と同じく2022&2023全日本選手権M4-優勝の輝かしい実績を持つ小林雅人。

日本のMr.コースタルローイングこと椎名孝行曰く、彼がバウ(ボート内でのポジション)に乗る艇は全て勝つことから『最強のバウ』の異名を持つ。

ジュニア時代から日本のトップを走り続けており、漕ぐことへの経験値は最も多いのではないだろうか。

クラシックでの絶対的経験値は、新しい海に順応することが出来るのだろうか!?

 

坂口慧(トヨタRC)

男子ソロ1次選考最終枠を勝ち取ったのは、2022男子ソロ日本代表の坂口慧。

コースタル種目はビーチスプリントの世界選手権のみならず、エンデュランス・長距離の世界選手権にも出場を果たしている。

195cmの世界基準な身体から発揮されるパワーで、今年も代表の座を勝ち取れるか!?

 

以上の4選手が2023男子ソロの日本代表権を鴨池にて競います！

 

その他にも同大会同種目には、前人未到の連覇達成「中野紘志」、直近国際大会含め男子ソロ3連勝中「椎名孝行」、先月実施された全日本選手権(クラシック)で男子ソロ準優勝の「石塚慎之助」など猛者ぞろいで実施されます！

 

みなさん、今週末は鴨池海岸を要チェックや!!!(彦一より)