第二目標達成の御礼

　2023年11月15日から始まったクラウドファンディング第一弾は、1ヶ月も満たないうちに第一目標を達成し、さらにその後に設定した第二目標まで達成することができました。開始当初は、第一目標すら達成できるかどうかと心配していましたが、まさか第二目標まで到達するとは思ってもいませんでした。たくさんの方々からの温かいメッセージが何よりの励みとなっております。皆様から寄せられたご支援に心より御礼申し上げます。

　第三目標でも、「よみがえれ！日本の淡水魚」コーナーのアクリル交換費用に充てさせていただきます。第二目標では、本コーナーのアクリル交換費用の半額という目標設定でしたが、第三目標ではその全額とし、1500万円を目指したいと考えております。

　日本の水辺環境は、人為的影響で悪化の一途をたどっており、多くの淡水魚が絶滅の危機に瀕しております。よみがえれ！日本の淡水魚コーナーは、そのような危機を多くの人に知ってもらい、保全のきっかけとなってほしい、そのような願いが込められています。

　併設する「保護増殖センター」では、日本の絶滅の恐れのある淡水魚など約40種を系統保存しています。保護増殖センターで繁殖させた魚を、よみがえれ！日本の淡水魚コーナーで展示し、日本の水辺の現状を広く伝え、保全のきっかけになることを目指しています。本コーナーをさらに充実したものにしていきたいと考えております。

　皆様と一緒に水族展示室、ひいては琵琶湖博物館をつくっていきたい。そのように思っております。引き続き、第三目標に向けて、皆様のご支援を賜れれば、幸いでございます。よろしくお願い申し上げます。

琵琶湖博物館　館長　高橋啓一

写真：よみがえれ！！日本の淡水魚コーナー

～第三目標の設定「よみがえれ！！日本の淡水魚」コーナーの再生に向けて（継続）～

　皆様からのたくさんのご支援・応援のおかげで、第二目標を達成することができました。心より御礼申し上げます。

　第二目標では、「よみがえれ！日本の淡水魚」コーナーの6つの水槽のアクリル交換に必要な費用の約半額にあたる500万円を設定し、合計1000万円を設定していました。そこで、第三目標として、本コーナーの水槽アクリル交換に必要なほぼ全額にあたる1000万円とし、短い期間ではございますが1500万円を目指したいと思います。

写真：アクリル交換へ向けて、アクリルが撤去されたよみがえれ！日本の淡水魚コーナーの水槽

　「よみがえれ！日本の淡水魚」コーナーは、絶滅の恐れのある日本の淡水魚を系統保存する「保護増殖センター」で繁殖させた魚を展示し、多くの淡水魚が絶滅の危機に瀕しているという現状を、より多くの人に知ってもらうことを目指しています。

写真：琵琶湖博物館　保護増殖センター

　皆様のご支援が、湖と人とのより良い関係性を築く一助になると信じています。さらに魅力的な水族展示室を作るために、最終日の1月31日まで、引き続き皆様からのご支援を何卒よろしくお願いいたします。