なぜ猫カフェ移転を決めたのか。

猫カフェの移転を決意した大きな理由に、以下が有ります。

 

・スタッフ常駐によるシニア猫の見守り

・飼主の急逝などで行き場がなくなる猫の居場所作り

 

 

https://readyfor.jp/projects/catcafe_familia2025-2

 

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21歳の「キャシー」が膀胱癌になりました。

 

年齢から手術や抗がん剤などの癌治療は行わず、ステロイドの投与を行います。

余命は年内を覚悟していますが、もしかしたらもっと長生きしてくれるかもしれません。

 

既に長生きの「キャシー」なので、穏やかに苦しまずに過ごして欲しいと願います。

 

カフェの移転先では、スタッフが常勤するので、無人のカフェに置いておく心配は無くなります。

 

 

急に食欲が落ち、水も飲めなくなりました。

真っ赤な血尿がトイレに間に合わず床にポタポタ落ちていました。

 

今年の2月に体調を崩し、検査をした時には癌の存在は有りませんでした。

 

 

「キャシー」は、角川文庫などからたくさん出版している時代作家「今井絵美子」さんの4匹目の飼猫で、闘病生活を見守った猫です。

 

本名は「キャシー4世」。

エッセイの表紙にもなっています。

 

 

今井絵美子さんが乳癌で亡くなられた後、色々な所を経て、ご縁が有りFamiliaに来ました。

カフェをオープンしてすぐの冬です。

 

来た時は14歳で、1匹で大切に飼われていたのか、猫の集団生活が出来ない他猫に厳しいお嬢様でした。

 

（来てすぐの頃のキャシー　人を信じていない顔をしています(-_-;)）

 

保護場所を転々としていたストレスからの自傷行為か、尻尾の付け根を酷くかじり、傷の様子はこのまま尻尾が立たなくなるかもしれないと言われた位です。

 

カフェで治療し、2Fのスタッフの休憩室の部屋をキャシーの部屋にしたところ、容態は落ちつきご自慢の尻尾をフリフリ出来るようになりました。

 

アメリカンショートヘヤとオシキャットのMIXで、誕生日は12月13日です。

 

15歳、16歳、17歳、18歳、19歳、20歳、21歳・・・。

元気に年を経てくれるのが、とても嬉しかったです。

 

（20歳の誕生日のキャシー）

 

 

同じように、福山市の写真家「森原輝明（猫撮屋）」さんが急死されて残されてカフェに来た15歳の「鯛」ちゃん。

 

行き場が無くなった鯛ちゃんをすぐに引き取ることが出来たのはカフェが有ったからです。

 

（鯛ちゃん）

 

飼主さんが亡くなられた、施設に入所した、急に病院に入院した・・・同じような相談が多く来ます。