
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 85人
- 募集終了日
- 2021年1月14日
蝦夷
お陰様で昨日、第一目標を達成しました。
重ねてお礼を申し上げます。
支援や応援をいただいている
皆さまの熱気も覚めぬままではないか、
とお察し致します。
表題は「えみし」と読みます。
蝦夷は北海道の古名、或いは荒々しい武士(もののふ)
を指す言葉ですよね。
ところが最近では、
気概のある強く勇ましい人、或いは、一本筋の通った人、
のことを表す意味で使われるそうです。
移住後、盛岡出身の作家・高橋克彦を知りました。
郷土の英雄でもあるアテルイやモレを主人公とする
大作を読みました。
彼ら二人は当時の政権から
中央政府に歯向かう反逆者として扱われていたそうです。
がしかし、実際には中央政府と互角に渡り合っていたにも関わらず
地域と平和をこよなく愛する気持ちから沢山の同胞の命を救うため投降した、
というお話しでした。
ところで、公開募集の掲載期間も
残り僅か五日となりました。
どうして、リンゴのお客様でもある消費者を中心に
「丸かじりリンゴを届けたい」の公開募集に至ったのか?
その経緯をお知らせすべく、筆を執りました。
その主な理由は、二つあります。
〇開業(新規就農)五年以内を対象とする
国からの設備投資の支援を全く受けられなかったこと
〇生産者としての私の活動を消費者へ直接、
問いかけたかったこと
です。
長くなりますが、以下、お付き合いいただけないでしょうか。
一つ目について、開業してから七年も経っている農業者が
どうして今頃になって機械設備の資金を募るのか?
多少たりとも農業経営をご存じの方でしたら、
疑問に思うのではないでしょうか。
開業直後の国の手厚い支援を得るには、
事前に経営計画を作成して、
地域の窓口となる都道府県の知事の承認を得る
必要がありました。
実際に私の場合も移住先が具体的になってから、
その計画を作成して承認を得ました。
しかしながら、その直後、支援の窓口は地域の自治体へとなると、
流れも変わりました。
何かと理由を挙げては、支援の実行どころか
その先にまで至りませんでした。
「(黙っていても)農家の長男は(農家の)家督を継いでくれる」
という習慣の色濃く残るのは、全国的にも
恵まれた心豊かな方の多い地域かと思います。
ただし、その美風も常識となり、
こと移住者も少なく他所者に限って考えると
支援や幅広い理解は十分とは言えないものがありました。
ご先祖様の暮らした地の跡取りでもなく
農家の遺産でもある「家産(かさん)」もなく、
また、全く親戚もいない移住先で
満足な機械設備もないまま、
善意の方々のご厚意だけに頼って
「適期の作業」を継続するには
既に限度を超えていました。
規模はともかく経営者の端くれとして、
その打開策を考えていました。
藁をも掴む思いで、
現状を沢山の方に理解していただき
公開募集する決意をしました。
二つ目、消費者と生産者との顔の見える関係の土台が危機に瀕している、
つまり、感染症により大都市開催のマルシェもイベントとみなされ
出張販売の機会すら著しく減ったこと、です。
開業二年目、収穫直前の十月半ばには
東北地方へ戦後初の台風が上陸しました。
その影響を被り、多数のリンゴが落下しました。
僅かに木に残ったものは大きな傷跡も残り、
見た目を重視する市場出荷は困難となりました。
皆さんご存じの通り、リンゴは実と皮の間に
ポリフェノールのとても良い成分を含んでいます。
たとえ作業の足枷が増えて園地全体の収穫量が減っても、
私自身、自分で収穫したリンゴを皮ごと食べたいし、
「自分でも敬遠する農産物を消費者は受け入れてくれるだろうか?」
という大きな疑問を抱いていました。
幸なことに、
開業から栽培期間中には除草剤を使わないこと、
その翌年からは日本で使用を認めている化学農薬(殺虫剤)であっても
諸外国では禁止されている成分の使用を避けたこと、
を実行しました。
黒いキズの残る赤い果実を収穫し、
開き直って東京のマルシェへ向かいました。
お客様へ台風の被害や栽培の特徴をご説明したところ、
お情けも入ってか完売することが出来ました。
それを契機として、経営の大きな軸でもある
「消費者と生産者との顔の見える関係の構築」
を邁進してきました。
お客様への販売と貴重なお言葉には、
これまで何度となく支えられてきました。
毎年、マルシェへの出店の場所・回数を共に増やし、
出張販売の際にリンゴと一緒にチラシを渡して
気に入った方から産地直売のご注文をいただく、
という商売の土台が出来ました。
この二~三年、事情は変わりました。
宅配事業者の大幅な運賃改定や消費増税に伴う消費者心理の冷込みと買控え、
を経験しました。
新規のお客さまの増加の伸びや販売にも影響を被りました。
市場出荷を受付しなおかつ農業資材も販売する取引先より、
資材代金の決済の遅れを理由として現金取引を強いられました。
一時的に軽トラックもない状態にも関わらず、
配送も断られて自ら資材を取りに行くことを求められました。
断念して、配送してくれる業者へと手配を切り替えたことも
数回ありました。
お客さまへ少しでも早く「実りの秋」を届けたい一心に、
別の資材屋さんを手配して往復百キロ離れたところまで
乗用車で段ボールを取りに行きました。
その資材屋さんは同じ県内にといっても別のリンゴの産地にあります。
希望した段ボールの大きさは他では取扱もなく唯一、
その産地名を印刷したものしかありませんでした。
お隣の地域である私にその箱を販売すると、後日、
問題になることを想定して格別のお気遣をいただいました。
ひと箱ずつ産地名を消して下さったのです、
大変感謝しております。
偶然にも資材屋さんのあるのは、
英雄アテルイの出身地です。
彼の如く、大きな仕事は出来ません。
ではありますけれども、
「お客さまとの顔の見える関係」
の一線だけは必ず守っていきます。
最後まで応援よろしくお願いします。
下の画像は左から、今期から登場した箱、以前から利用する箱、です。
リターン
3,000円

お礼の手紙、農園事務所への支援者名の掲載
ご支援に対するお礼の手紙を郵送します。
また、農園事務所において支援者の
ご芳名を掲載します。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細
については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

お礼の手紙、農園事務所への支援者名の掲載、まごころリンゴ5kg
こわっぱ農園のリンゴ 5kgを国内のお届け先へ発送
します。
また、農園事務所において支援者の
ご芳名を掲載します。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細
については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 45
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
3,000円

お礼の手紙、農園事務所への支援者名の掲載
ご支援に対するお礼の手紙を郵送します。
また、農園事務所において支援者の
ご芳名を掲載します。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細
については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円

お礼の手紙、農園事務所への支援者名の掲載、まごころリンゴ5kg
こわっぱ農園のリンゴ 5kgを国内のお届け先へ発送
します。
また、農園事務所において支援者の
ご芳名を掲載します。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細
については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 45
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月

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