【イベント報告】TDF2025大井川 type7200撮影会

5/24に東京急行シリーズ第2弾となるTDF2025大井川 type7200を開催しました。

今回は静岡・大井川鐵道様で元十和田観光鉄道、元々東京急行の7200系2両を使用して目蒲線/池上線の再現をさせて頂きました。

 

▲ダイヤモンドカットの前面が美しい7200系

大井川鐵道での車号は奥が7305、手前が7204ですが今回は東京急行時代など車号を複数用意しその車号に合わせた方向幕を掲出しました。

 

▲メインはこの赤帯の7200系7204号車

東京急行時代の車号は7211でした。

渡り板下げ、幌無しの姿こそ私も見覚えのある目蒲線/池上線の姿で、このコマだけで2時間イケてしまいそうな気分でした。

 

▲帯なしの7200系7305号車

東横線での活躍は私の記憶にはなく、雑誌や図鑑で見たのみでした。

ご参加者様に持参いただいた急行板を取り付け車号は7251としました。

 

連結面になっていた前面のおでこのカーボン汚れ、帯やライトケース、台車の銘板に至るまでとてもきれいに磨かれていました。

仕事、車両に愛情が無ければここまでのことをできないのでは？と思うとこの会社の鉄道に向き合う姿勢が素晴らしいものであると感じられました。

 

▲撮影会の途中では話題の電気機関車が入換で移動

 

▲同じ奥沢の表示を出したもの

帯なしは渡り板を上げ東京急行時代の形の板レプリカを取り付けました。

幕も同じフォントを色反転しただけでなく、それぞれデータをおこしています。

 

▲貸切乗車団らしさを出したお遊びも

帯なしは東急車輛入換車時代の再現とし、形状の異なる渡り板レプリカを用意しました。

幕のタモリ倶楽部は番組収録の際の使用された幻のモノで、当時近所に住んでいましたが一度も拝めなかった姿を再現しました。(本来は運転台以外の窓は黒ゴムですが今回は再現できず)

 

帯ありは大井川鐵道で黒幕だったら…などと思い付き千頭の幕を製作し、同じようなことを考えていた製作メンバーが急行すまたの板を打ち合わせなしで作ってくれました。

 

 

昼に続き日没後の時間にも撮影会を実施しました。

夜は急行灯を仕込みそれらしく、かっこよく。

 

車両に対してのライティングも行っています。

夜こそ輝くダイヤモンドカットの美しさ。

 

夜は本線を元近鉄の電車が通過。

 

夜だからこそ！の幕もご用意しました。

私が撮りたかっただけですが、こちらも東急車輛入換車時代の甲種回送幕。

出場や入場で何度か撮りましたが、先頭に出るのはいつも上田帯の入った7252なうえ、まともに撮れた試しがなかったのでやらせて頂きました。

 

お隣の帯ありは回送に。

撮影会で回送を出すのは勇気がいります(笑)

甲種回送との並びを考えると回送か？試運転か？と悩み両方用意していましたが、ご参加者様から「回送が見たい」とリクエストを頂くことが出来ホッとしました。

 

 

延べ3時間の撮影会、予報では警報級の大雨が15時から降り始めるとのことでどうなってしまうのか震えていましたが、当日は小雨程度で衣服やカメラがべちょべちょになることもなく楽しむことが出来ました。

 

まだまだやりたい演出がありますので、次回はさらに内容を濃くした撮影会が出来るよう勉強したいと思います。

 

ご参加の皆様、大井川鐵道の皆様ありがとうございました！