中原えりか様に「人を支えるとは」について伺いました

中原えりか様（KIDSLINE仙台港　家事代行/ベビーシッター）からのメッセージをご紹介します。

私は2歳の娘を育てながら、居宅訪問型保育（ベビーシッター）や家事代行として活動しています。コロナ禍で里帰り出産ができない人、外出自粛でずっと家に閉じこもり、孤独な育児をしている人、様々なお客様からご依頼をいただいております。

はじめて育児をする女性は、産んだ瞬間から「お母さんなんだから」というプレッシャーで頭がいっぱいに。何も知識がないのに、育児について”知ってて当然”　”母親がやるのが当然”　という周りからの無言の圧力に落ち込んでしまうことも・・・。

「こんな風に考えてしまうなんて、私、母親失格ですよね？」と涙をこぼしながらお話しされる方もいらっしゃいました。

大丈夫です。なっちゃいけない気持ちはありません。

私はまずはお母さん・お父さん自身が自分の気持ちをありのままに表現することが大切だと感じています。

自分の気持ちを無視して、子どもの気持ちを受け止めることはできません。

はじめて育児する親は、「仮免許で高速道路を運転する」ようなもの。徐々に慣れたいのに、24時間体制の新生児育児中は毎日が本番です。休む暇もありません。うまくいかないことを人に聞きたくても「そんなこともわからないの？」という対応をされてさらに落ち込んでしまいます。または、「わからないことが、わからない」のです。

そんな時に育児の大変さをわかってくれる、共感してくれるサポーターが必要です。私も周りの人の力を借りなければ娘を育てることができませんでした。大人も子どもも、まずは自分の気持ちを一番大切にする・一緒に大切にしてもらう。

誰かに支えてもらった経験は、人生この先もずっと生きる力になります。

寄り添いの和がもっともっと日本中に広がったらいいなぁ。

0歳から頼める宮城・仙台のベビーシッター「キッズライン　仙台港」
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