
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 1,999人
- 募集終了日
- 2021年3月31日
運営メンバーより皆様へ#4:こびナビ 副代表 池田 早希
運営メンバー紹介
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こびナビ 副代表
池田 早希

医師(小児科医)
アメリカ熱帯医学学会認定医 (Certificate of Knowledge in Clinical Tropical Medicine and Travelers' Health )
千葉大学医学部卒業後、沖縄県立中部病院、 神奈川県立こども医療センターを経て、2015年より米国に臨床留学。ミネソタ大学小児科で勤務後、2018年よりアメリカにある小児病院の感染症科で勤務をしている。2019年秋にロンドン熱帯衛生大学院疫学修士課程を開始。日米両方の小児科専門医。
大切な人を守り、世界の誰かの命を救うために
こびナビ副代表の池田早希と申します。
私は、小児病院の感染症科の臨床医として、冬のピークでは一日に4千人以上の方がコロナ陽性となった米国ヒューストンで、新型コロナウイルス感染症の小児患者の診療に当たってきました。
新型コロナウイルス感染症は重症化すると、とても怖い病気です。
可能な限り罹りたくない病気ですし、誰かにうつして重症化させたくない病気です。特効薬はございませんので、日米で承認されているような安全性と効果の高いワクチンで予防することが一番です。
小児では軽症や無症状が多いですが、感染者が多いヒューストンでは、重症化した小児患者も沢山いました。
当院では急性新型コロナウイルス感染症だけではなく、小児多系統炎症性症候群(MIS-C)という、新型コロナウイルス感染後、数週間後に臓器の炎症が起こる疾患の方も数十名いました(重症化したり、一部川崎病の診断基準を満たすということで話題となった新型コロナウイルスの合併症です)。
重症化し、人工呼吸器管理になった患者さんは多く、ECMO治療、血栓で足に血が廻らず壊死となり下肢切断となったお子さん、炎症が強く、肺がボロボロになり、上手く機能しなくなった方もいます。
肥満もなく従来健康だったのに、重症化してしまった患者さんもいます。そして、残念ながら、亡くなったお子さんも何人もいました。患者さんも、とても可哀そうでしたし、家族の苦しみや、悲しみは計り知れません。
周囲の成人病院では重症者や死者がもっと多く、とても酷い状況でした。私の病院が所属する病院群の、テキサスメディカルセンターでは6万人近くの方が新型コロナウイルスで入院し、約6千名の方が亡くなられています。
このように、絶望感が漂う状況が続きましたが、今では希望があります。新型コロナウイルスワクチンという強力な味方です。私は医師として、予防できる病気で苦しむ患者さんやその家族を、もう診たくありません。
ワクチンはあなたを守ってくれます。
さらに、新型コロナウイルスのmRNAワクチンは、発症効果だけではなく、感染予防効果(無症状含む)も期待されるという論文が出てきていますので、感染対策と経済を回すためには、ワクチンは必須となります。
日本では感染者数が比較的少ないですが、それでも約9千名もの方が亡くなられています。それは誰かの命で、誰かの大切な人の命です。お別れを言えずに隔離され、亡くなられるのは、とても悲しいことです。
日本で比較的感染者が少ない理由は、水際対策(=ほぼ鎖国)を含めた感染対策のおかげだと思いますが、それは、沢山の犠牲に成り立つものですので、数年続けることは不可能です。
皆さんも、今の生活にうんざりされているのではないでしょうか?
さらに、感染対策を頑張り、一時的に感染者が減っても、対策を緩め、人の移動が増えると感染者が再度増えてしまう、ということが繰り返されています。
そんな状況の中、ワクチンは、最後の切り札となります。パンデミックを終わらせるためには、今まで行ってきたような感染対策と、ワクチンを組み合わせる必要があります。
新型コロナウイルスワクチンに関して、残念ながら日本では有害事象にスポットライトが当たる報道が続き、ワクチンに対して過剰な不安を抱いている方が多いと思います。
しかも、その報道の多くは、ワクチン後に起こったというだけで、ワクチンとの因果関係が不明、またはおそらく関係ないだろうと考えられる事象が多く含まれています。
私のいる米国ではワクチンの安全性を膨大なデータからモニタリングするシステムがしっかり存在し、そのシステムで、ワクチンの安全性に懸念される事象は起こっていないと、定期的に開催される予防接種諮問委員会(ACIP)で報告されています。
このように、承認されている新型コロナウイルスワクチンは有効性だけではなく、安全性も高いのにも関わらず、正確な情報が届かない、または、誤った情報を信じ、接種に不安を感じられている方がいらっしゃると思います。
そのような方に、正確な情報をお届けしたいと思い、「こびナビ」プロジェクトを開始しました。
こびナビでは、Q&A、接種者の体験記、SNSやクラブハウス、ウェビナー等、様々な方面から情報をお届けしております。こびナビでは、米国のCDCのような市民に向けた親しみやすい情報発信をしたいと思ってネット上で活動をしてきました。
しかし、米国でも問題となっていますが、高齢者を中心に、情報格差で、上記のような媒体では情報が届かない方が沢山いらっしゃいます。
ですので、紙媒体での情報提供を行いたいと思い、クラウドファンディングをしています。開業医の方がクリニックで活用できるような、パンフレットや説明動画も作成したいと考えています。
ただ、それらには、印刷代や送料、デザイン費など、予想以上にお金がかかることが分かりました。クラウドファンディングからのご支援がないと、活動ができません。
新型コロナウイルスは罹りたくもないですし、他者にうつし、世界の誰かに重症化して欲しくない病気です。ワクチンはそれらを防いでくれます。
ワクチンを接種するかどうか決めるのは個人個人ですが、正確な情報が届かないと適切な判断はできません。
皆様のお力添えで、ワクチンに関する正確な情報が一人でも多くの方に届くことを願っています。
私が診たような悲しいケースや苦しむ人を減らせるように、パンデミックを終わらせられるように、どうか、ご支援をお願いします。
リターン
5,000円
1)お礼のメール(個人向け)
・お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 959
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年5月
10,000円
2)お礼のメール+特別リーフレットデータ配布(個人向け)
・お礼のメールをお送りします。
・コロナワクチンに関する情報(Q&Aなど)をまとめたリーフレットデータをお送りします。
- 申込数
- 836
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年5月
5,000円
1)お礼のメール(個人向け)
・お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 959
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年5月
10,000円
2)お礼のメール+特別リーフレットデータ配布(個人向け)
・お礼のメールをお送りします。
・コロナワクチンに関する情報(Q&Aなど)をまとめたリーフレットデータをお送りします。
- 申込数
- 836
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年5月

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