明日は肝試しです。

現在、大阪大学の学生がインターンのような形で大泰寺の運営に関わってくれています。自分が働いた成果を残したいので、何かイベントができないかと相談を受けました。

私の父親は私が小学生の頃から、お寺の裏山を使って肝試しをしておりました。普段、近くに住んでいても肝試しとなると、恐怖心が芽生え足がすくむ思いをしたのを思い出します。

また大学生になったあたりから、高齢になった父に代わり、何度か友達を集めて、肝試しを開催しました。人を驚かせる計画を立てるのは、わくわくしましたし、上手に脅かせたときは、とても楽しかった思い出があります。

そんな話をしましたら、ぜひしてみたいと大学の友人を集めて開催を計画してくれました。和尚だけでは難しいですが、学生などの力を借りながら、お寺を活用したイベントができれば、学生も勉強になりますし、地元の方も楽しいし、ウィンウィンの関係を築ける気がします。

この取り組みが先輩から後輩へと受け継がれ、長く続くといいなあと思っています。

普段は慈悲の心・まなざしで安らぎを与える仏像様たちも、この日ばかりは子ども達を驚かせるべく、わくわくされているかもしれません。