活動報告⑭｜ジャージー仔牛肉の炭火焼き、試食レポート！

こんにちは、プロジェクトメンバーのミズタです。

 

皆様、クラウドファンディングの活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。

本日はプロジェクトの進捗として、先日行った「ジャージー仔牛の炭火焼き」の試食の様子をお届けします。

 

 

職人技が光る、ジャージー仔牛の炭火焼き

今回試食したのは、ジャージー仔牛肉の「ネック」「肩ロース」「ともばら」の部位を使用した炭火焼きです。

 

それぞれの部位には次のような特徴があります。

 

・ネック　：名前の通り首です。よく運動する部分なので、肉は硬めですが味わいがあります。

・肩ロース：ロースとは背中の筋肉のこと。やや筋がありますが風味の良さが特徴です。

・ともばら：脂が乗っており、うま味が強いのが特徴です。

 

※参考　農林水産省　牛肉の部位図鑑

 

これらの部位を炭で起こされた燃え上がる火柱の中で、職人が手作業で肉を泳がせるように焼き上げました。炭の香りを全身に纏わせた炭火焼きは人間であっても食欲がそそられる一品です。

 

激しく上がる火柱で調理している様子

 

驚くべきは香り、そしてこの柔らかさ！

 

　特筆すべきは、やはりその圧倒的な香りです。パックを開封した瞬間から漂い始める炭火焼きの香りは、嗅覚の鋭いワンコはもちろん、人間である私たちまで瞬時に虜にしてしまうほど。

 

　これは絶対に美味しい、と確信を深めながら箸で持ち上げてみると、さらに驚かされたのはその驚くほどの柔らかさでした。大人の牛よりも筋肉の発達していない仔牛の肉は、本当に柔らかく、箸で簡単に割ることができます。それでいて、安易に崩れるようなことはなく、程よい弾力も持ち合わせているのです。

 

ジャージー仔牛の炭火焼きの試作品

 

旨みが爆発する至福の味わい

 

　香りと食感に感動したところで、いよいよ実食です。口に含むと、その身は歯の上でほろりと崩れ、炭の香りに閉じ込められていた旨みが一気に溢れ出します。解き放たれた旨みは、口内に残る炭火焼きの香りと見事に融合し、暴力的とすら言える濃厚さでありながら、全くクセのない牛肉の味わいへと昇華します。

 

　口に入れる前から炭火焼きの香りで私たちの食欲を刺激し続けたこの肉は、口内ではさらにその勢いを増し、「食べているのに、もっと食べたくなる」という不思議な感覚に陥るほどでした。唯一の欠点を挙げるとすれば、その美味しさと柔らかさゆえに、あっという間に食べ終えてしまうことでしょうか。

 

一般には乳牛として知られるジャージー牛ですが、仔牛ならではの柔らかく脂の少ないその肉は、ヨーロッパで高級食材として扱われているのも納得できる逸品でした。食肉用の牛肉と比べても遜色ないどころか、肉の脂をあまり必要としないワンコたちにとっては、より理想的な食材であると確信を持つことができました。

 

袋から出した様子

 

今後の開発にご期待ください！

 

　今回の試食会は、新商品開発に向けた大きな一歩となりました。皆様に最高の製品をお届けできるよう、この試食で得られた知見を活かし、さらに開発を進めてまいります。

 

　これからも、今回のような試作品の試食レポートや、開発の裏側など、プロジェクトの進捗状況を定期的にご報告させていただきますので、どうぞご期待ください。引き続き、私たちの挑戦を温かく見守っていただけますと幸いです。

 

プロジェクトメンバー　ミズタ